「ONE Championship ENTER THE DRAGON」に参戦のコスモ・アレッシャンドリ、セージ・ノースカットにKO勝ち
2019年 05月 20日
2019年5月17日(金)シンガポールの格闘技団体ONE Championship のシンガポール大会「ONE Championship ENTER THE DRAGON」が、シンガポール インドアスタジアムにて開催された。
今大会には4人の日本人選手、2名のブラジル人選手も参加した。
コスモ・アレッシャンドリ選手は、世界最高峰の総合格闘技団体UFCから移籍したセージ・ノースカット選手のONE デビュー戦の対戦相手として、第12試合に出場した。
多くの格闘技ファンが楽しみにしていたセージ選手のONE デビュー戦の結果は、1R 29秒 KOによりアレッシャンドリ選手が勝利をおさめた。
試合が開始されると、セージ選手は距離を多めにとった。アレッシャンドリ選手は距離をつめプレッシャーをかけていった。プレッシャーを受け、セージ選手は後に下がっていった。
そこへアレッシャンドリ選手は強烈なパンチをただ一発だけ打った。このパンチを受けセージ選手は前を向いたままそのまま崩れ落ちた。試合は29秒で終わった。
試合後、アレッシャンドリ選手は、Mega Brasilのために個別インタビューに応じてくれた。
――試合を振り返ってみていかがでしょうか。非常に短い時間でのKO勝ちでしたが、このような勝ち方は想像していましたでしょうか。
「いいえ、今日は特別なことが起こりました。このようなことがあるのだと今日知りました」
――日本のみなさんにメッセージをお願いします。
「わたしには日本で戦うという夢があります。わたしは自身のキャリアにおいて、やるべきことは全てやりました。チャンピオンベルトもたくさん持っています。しかし日本で戦うことだけがまだ叶っていません。わたしは引退する前に日本で試合をしたいです。日本で時を過ごすことができるなら、とてもとても幸せに思うでしょう」
――日本には特別な思い入れがあるのですか?
「なぜ日本で試合をしたいかというと、わたしが格闘技のトレーニングを始めたころは、日本でPRIDEやK-1が開催されていました。レイ・セフォー、アースト・ホースト、素晴らしいファイターは全員日本で戦っていました。ですからわたしの夢は今でも日本で戦うことなのです」
――日本の文化についてはどのように感じられていますか?
「実は、何年か前に日本に住もうとチャレンジしたことがありましたが、叶いませんでした。わたしは日本のリスペクトの精神や文化を愛しています。日本でトレーニングもしようと思っていたくらいです。ぜひとも日本で試合をし、日本のみなさんにお会いしたいです」
(文/Viviane Yoshimi)