カイピリーニャや、トロピカルフルーツ味のバチーダでブラジル気分を満喫!  ブラジルフェスティバル2023で「第五回カシャッサ・カクテル・グランプリ」開催

2023年 07月 14日

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2017年に開催された第一回カシャッサ・カクテル・グランプリの表彰式(撮影/カルロス藤田)

4年ぶりに夏の代々木公園で開催される「ブラジル・フェスティバル」(主催:在日ブラジル商工会議所)では、ブラジルの名物料理やドリンクが楽しめる屋台やフードトラックが25店並ぶ。

そしてブラフェスの名物ドリンクと言えば、「カイピリーニャ」や「バチーダ」など、ブラジルの国民酒カシャッサ(サトウキビの搾り汁から作られる蒸留酒)を使ったカクテルだ。

ブラジルフェスティバルでは2017年より、会場内のお店のブースが販売するカシャッサを使ったカクテルのコンテスト、「カシャッサ・カクテル・グランプリ(C1グランプリ)」(主催:在日ブラジル商工会議所)を開催している。同コンテストは今年で5回目となる。

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ブラフェスに欠かせないカイピリーニャ(撮影/麻生雅人)

「カイピリーニャ」は、カシャッサ、ライム、砂糖、氷のみで作られる、ブラジルでは国民的人気を誇るカクテル。ライムの代わりにキーウィ、イチゴ、オレンジなどを使ったバリエーションもある。

国民的カクテルだけに、ブラジルフェスティバルでは多くの店がカイピリーニャを販売して、味を競い合う。カイピリーニャは材料も作り方もシンプルながら、個性は作り手によって大きく異なる。

「バチーダ」は、サトウキビ由来の蒸留酒基準を満たしたアルコールをベースに、果実ジュースをはじめ植物性または動物性の基準を満たした飲料や食品、規定範囲内の糖類をミックスしたカクテル。マラクジャ(パッションフルーツ)やココナッツなどを使ったバチーダがポピュラーだ。

そのほか、お店によってはオリジナルのカシャッサ・カクテルを出す。過去には、スイカのカイピリーニャ、ケンタォン(ホットカクテル)、アマゾンフルーツのカクテルなどがラインナップされた。

グランプリの投票は20歳以上の方であればどなたでも参加可能。ブラフェス会場で購入したカイピリーニャ、バチーダ、カシャッサ・ハイボールなど、カシャッサを使ったカクテルの中で、お気に入りの一杯を投票するだけ。フェスティバル終了後に集計が行われ、グランプリ・金賞・銀賞が選出される。

投票方法はいたってシンプル。飲み終わり空いたカップをブラジル・フェスティバル運営事務局テントに持っていき、購入したドリンク名と買ったお店の名前を伝えると、カップ1個につき抽選券1枚が配布される。応募は一人何回でも可能。

フェスティバル終了後に厳正な抽選な抽選が行われ、当選者(各日5名、計10名)は後日、CCBJのHPとMega Brasilで発表される。賞品はカシャッサ一瓶(ベーリョ・バヘイロ 1000ml)。

第16回ブラジル・フェスティバルは7月15日(土)、16日(日)に東京・代々木公園で開催。入場無料。

(文/麻生雅人)