「スカパー！ ブンデスリーガジャパンツアー2023」、バイエルン・ミュンヘン対川崎フロンターレ戦はバイエルンに軍配

「（キム・ミンジュの初戦の印象について）オーバーラップはやりすぎだが、全員疲れている中素晴らしいハードワークを見せてくれた。オーバーラップはチームとして目指していることではないが、戦術を理解してくれて、よくやってくれたと思う」

「（今シーズンの戦い方について）まずは守備、しっかり相手のボールをブロックし、スペースを空けないようにし、スピードを持って試合を行う。チームの中で共通の理解を持ち、ボールポゼッション率を高めていき、相手のボールを奪取していく」

「今日の試合は、前半はかなり支配できた。後半は足にきていた。かなり疲れが出ておりチャンスを活かせなかった。1-0という結果に終わったが、もっとたくさん点が取れた試合だった」

「今は少しずつ準備をしている段階で、今日の試合は大きなステップになった。すぐに結果は出ない。少しずつ我慢しながら準備をしていきたい。今はかなり疲れている。明日、（次のツアー地の）シンガポールに向かう。体力を回復させて、次のリヴァプール戦ではよい試合を見せたいと思う」

「（ミュラー、ノイアー、シュモ=モティンなどの怪我している選手について）なるべく早く戻ってくるように願っている。我々には医師もフィジカルサポーターもついており、計画通り進んでいると聞いているが、今の私はここにいる選手たちに集中している」

「持ち駒が少ない状況だがそれぞれの選手にチャンスがある。今日の試合では、前半0-0、後半1-0と少しずつ前進していると思う。一人ひとりの選手の様子を見ていく。個人の選手についてのコメントはここでは避けたい」

「力あるイレブン、信頼できる11人を見つけていきたい。チームとして一丸となって成長していくことを願っている」と話した。

記者陣の質問に対し、時間をかけて丁寧に答える姿はとても好印象だった。試合後の監督会見は行われないこともあるが、このように会見を開き、監督自らの言葉で話してくれることはとても貴重なことだ。

続いて、フロンターレの鬼木監督が会見に臨んだ。