フラメンゴのブルーノ・エンヒッキ、捜査無効の訴え却下される

2025年 07月 24日

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写真は2024年4月7日、マラカナン・スタジアムでゴールを決めたブルーノ・エンヒッキ(写真/Gilvan de Souza/CRF)

ブラジルの高等司法裁判所(STJ)は、今週火曜日(7月22日)、フラメンゴのストライカー、ブルーノ・エンヒッキがインターネットによる賭博操作計画に関与したとされる捜査の無効化を求めていたの弁護側の申し立てを却下した。

選手側の弁護団は、この事件は連邦直轄区裁判所ではなく連邦裁判所が扱うべきだとして、捜査の無効化を主張した。

今年6月、ブルーノ・エンヒッキは連邦直轄区及び領域検察庁(MPDFT)によって告発されていた。

弁護側が請求した人身保護請求を却下する決定の中で、ジョエウ・イラン・パシオルニッキ長官は、事件を裁く管轄権を評価するための控訴はできないと述べた。

「人身保護請求は、証拠の再検討のためや、行き来の移動の権利を考慮せずに法的権限の定義として、移動の自由に直接関係していない問題のためには、適用されない」と長官は強調した。

同選手は、2023年にブラジリアで行われたブラジル全国選手権(カンピオナート・ブラジレイロ)での対サントス戦で、賭けに参加していた親族に利益を与えるためにイエローカードを意図的に受けた容疑で捜査を受けている。検察は、選手に加え、友人や家族も起訴した。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)