「マラカナン75周年展」、リオデジャネイロで開催
2025年 08月 30日
ブラジル、リオデジャネイロ市にある歴史的建造物のチラデンチス宮で、8月30日よりマラカナン・スタジアムの75周年を記念する展覧会がスタートした。現地メディア「オ・グローボ」が伝えている。
この展示はコレクターのアレックス・ブラガ氏によって企画されたもので、スタジアムに関連する希少かつ未公開の品々を含む400点以上が紹介されている。中でも注目されている展示は、1950年当時のマラカナンの「永久指定席」のオリジナル椅子で、来場者は実際に座って写真撮影することが可能となっている。
その他にも、1971年にペレがブラジル代表を引退した際に使用されたボール、1973年にガヒンシャがマラカナンでの最後の試合で着用し、サインしたユニフォーム、そして1950年ワールドカップ開幕戦の記念プレートなどが展示されている。
開場は午前10時からで、スタジアムの歴史をテーマにした演劇形式のガイドツアーが毎時行われる。入場は無料で、展示は10月20日まで開催される予定。
(文/麻生雅人)
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