リオのキリスト像、聖体祭の路上装飾でリサイクル素材のパッチワークを導入

2026年 06月 5日

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リオデジャネイロ(RJ)、6月4日。コルコバードの丘のキリスト像前では、リサイクル布のパッチワークで聖体祭の路上装飾が製作された(写真:Guilherme Silva)

リオデジャネイロ南部、コルコバードの丘に立つキリスト像(クリスト・ヘデントール)で、聖体祭の伝統行事として毎年制作される路上装飾が、2026年は新たな趣向のもとで作られた。今年はさまざまな布片を縫い合わせて大きな模様を作るパッチワーク技法が採用され、色柄の異なる布を組み合わせた作品が並んだ。

宗教行事の終了後、これらの布の絨毯は展示用として活用される予定で、会場や日程は今後発表される。

聖体祭の路上装飾は13世紀に始まったカトリックの伝統で、信者たちが聖体行列が通る道を装飾したことに由来する。伝統的に使われる素材は着色塩、おがくず、コーヒーかす、米などで、これらを使って思い思いに宗教的な装飾が描かれる。

再利用布によるパッチワーク技法を用いた今回の制作作業には、リオデジャネイロ大都市圏の各地で社会的に脆弱な立場に置かれている女性たちが参加した。セロペジカ、ノヴァ・イグアス、マドゥレイラ、イラジャー、ホシーニャ、オルト、シダージ・ジ・デウス、サンタ・テレーザ、リオ・ダス・ペドラス、サンゴンサーロなど、キリスト像サステナビリティ協会のプロジェクトから支援を受ける地域の女性たちが中心となった。

これらの女性たちが2か月間にわたり、プロジェクトの25のワークショップで制作してきた作品は、5月4日(木)未明からキリスト像の聖域で絨毯として組み立てられた。

総重量300キロ超の布地でモザイクを形作っている布地は、キャンペーンや各種パートナーシップを通じて集められたものだ。

4日午前6時30分には、リオデジャネイロ大司教のオラニ・ジョアン・テンペスタ枢機卿が、キリスト像の聖域で聖体礼拝と聖体祝福の儀式を執り行い、完成した絨毯が公開された。

キリスト像で行われる聖体祭に向けた持続可能な素材の活用は、この2年以上続けられている。2024年には、従来の着色塩に加え、コーヒーかす、木くず、卵殻を用いて絨毯が制作された。

その年のデザインには、国連が掲げる17の持続可能な開発目標(SDGs)、カトリック教会の「慈しみの業」、そして「エコロジーの女王」とされる聖母マリア像が描かれた。行事終了後、使用された素材は堆肥化施設に送られ、有機物を分解して肥料にするコンポスト処理が施された。

翌2025年には、循環型経済の実践と環境意識の向上を目的に、約460キロのプラスチック製ボトルキャップが使用された。式典後、これらの廃材は粉砕され、プラスチック木材の技法を用いてベンチの製造に活用された。

社会的に脆弱な立場ではないが、手工芸家マリア・ルイーザ・ドス・サントス・ソウザさん(51歳)は、今回のパッチワークによる絨毯制作に参加できたことを喜んでいる。こうした宗教行事でパッチワーク技法が用いられた記録はほとんどないと考えており、その点にも意義を感じているという。

「このような仕事はどこでもやったことがありません。私たちがこの取り組みの先駆けです」と、彼女はアジェンシア・ブラジルの取材に語った。参加したワークショップは、リオ南部ジャルジン・ボタニコ地区にある「レスチ・ウン社会福祉団体オ・ソウ(通称「太陽の家」)」の施設で、週2回のペースで開かれていた。

リオ北部ヴィスタ・アレグリのサン・ハファエウ教会に所属するマリア・ルイーザは、これまでも塩、コーヒー、米などを使った伝統的な聖体祭の路上装飾に参加した経験がある。

「私にとって聖体祭はとても大切な日です。イエスが天から降りて私たちと共にいてくださる、その聖性を表すもの。彼の体と血が私たちを清め、生き返らせてくれるのです」と語った。

今回のパッチワーク制作への参加は、彼女が「太陽の家」と連携するNGO「コロ・ジ・マンイ」に通っていたことがきっかけだった。特に気に入った絨毯は、ドゥーシ修道女とアパレシーダの聖母を描いた作品だという。

「でも、どれも本当に美しく仕上がりました。このプロジェクトに参加できて胸が熱くなりました」と締めくくった。

キリスト像サステナビリティ協会の環境教育担当であるマルコス・マルチンスは、今年の絨毯について「私たちの霊性を守りながら、身の回りの現実を小さな行動で変えていけることを示すものだ」と、団体が発表した声明の中で述べている。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)