ルーラ大統領、アマゾンの森林減少の最新データをトランプ米大統領に提示へ

2026年 08月 10日

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米国はブラジルに対する追加関税の理由の一つとして「違法伐採への取り締まりの不十分さ」を挙げているが、ブラジル政府は「事実に基づいていない」と主張している(写真:Marcelo Camargo/Agência Brasil)

【ブラジリア 8月8日】ブラジルのルイス・イナーシオ・ルーラ・ダ・シウヴァ大統領は8月8日(土)、最新データが、アマゾンの森林減少が大幅に減少したことを示したことを受け、米国のドナルド・トランプ大統領にその数値を送る意向を示した。

ルーラ大統領は、サンパウロのタボアン・ダ・セーハで行われた「土地なし労働者運動(MTST)」の集会に参加し、米国政府がブラジルへの関税引き上げを正当化する理由の一つとして、違法伐採を挙げていたことを改めて指摘した。

「私は数値の正確なデータを確保しておいた。なぜなら米国が今回ブラジルに新たな関税を課した理由の一つは、我々が森林減少に対処していないというものだったからだ。私は数値を整理して、友人のトランプに送るつもりだ。彼に、彼へ情報を伝えた者が“真実を伝えていなかった”ことを知らせるためだ」と述べた。

ブラジル国立宇宙研究所(Inpe)が7日(金)に公表した「リアルタイム森林破壊検出システム(DETER)」のデータによると、アマゾンの森林減少は 2025年8月から2026年7月の期間で36.87%減少 した。

この数値は、同システムが2016年に歴史的データの記録を開始して以来、最も低い水準となっている。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)