リオ大都市圏で7月に犯罪組織が関与する銃撃事件は34件を記録

2026年 08月 15日

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リオ大都市圏のコルドヴィウ、ブラース・ジ・ピーナ、ヴィガーリオ・ジェラウの各地区では、7月に12日連続で銃撃を伴う抗争が発生した(写真:Fernando Frazão/Agência Brasil)

【リオデジャネイロ 8月13日】 リオデジャネイロ大都市圏では、今年7月、武装勢力同士の争いが激化した。犯罪組織と民間武装組織(ミリシア)による衝突が原因で、少なくとも34件の銃撃が発生した。これは、1日あたり平均1件の銃撃が武装グループ間の対立によって起きた計算となり、29人が銃撃を受けた。

この件数は2026年で最も多く、6月の16件から倍増した。フォーゴ・クルザード研究所の月次報告によると、コルドヴィウ、ブラース・ジ・ピーナ、ヴィガーリオ・ジェラウの各地区では、7月に12日連続で銃撃を伴う抗争が発生した。

リオの住民は数十年にわたり武装勢力の支配にさらされており、その影響は拡大し続けている。領域争いが続く中、1日1件の銃撃が発生する状況が常態化している。

フォーゴ・クルザード研究所のリオ地域コーディネーター、カルロス・ニャンガ氏は、人々を銃撃の危険にさらし、流れ弾の被害を生み、さらには医療・交通・教育といった基本的な公共サービスにも影響を及ぼすなど、こうした武装勢力同士の争いが住民の生活を直接的・間接的に損なっていると述べた。

「捜査や情報収集を通じて武装勢力の拡大を抑え、住民の命を危険にさらさないことが、国家の最優先事項であるべきです」(カルロス・ニャンガ氏)

警察の作戦行動も大都市圏での影響が大きかった。7月に発生した196件の銃撃のうち92件(47%)は警察の作戦行動が原因で発生し、85人が銃撃を受けた。犠牲者の内訳は、32人が死亡、53人が負傷だった。

警察行動による銃撃被害は、2025年7月(61人が銃撃、うち27人死亡・34人負傷)と比べて39%増加している。

7月28日には、アヴェニーダ・ブラジルで再び武装暴力の事件が発生した。警察による追撃が複数名の死者を伴う事態に発展し、5人が死亡した。犠牲者には、38歳の軍警察官フェルナンド・プラシド・ホベルト・ホッシャが含まれている。特殊道路警備大隊(BPVE)の軍警察官2人に発砲した4人の犯罪者は、その後、応援に駆けつけた軍警察機動隊(Batalhão de Choque)との銃撃戦で死亡した。

フォーゴ・クルザード研究所の月次報告によると、警察行動中に、1日平均2人が銃撃を受けている。7月の警察行動による被害者85人は、同月に銃撃を受けた143人のうち59% を占める。143人の内訳は、67人死亡、76人負傷だった。

警察が多数の作戦を実施したにもかかわらず、強盗や強盗未遂の被害者数は減少していない。7月には20人が銃撃を受け、これは2025年7月の21人とほぼ同水準だった。

「こうした事案の繰り返しは、犯罪的な襲撃の暴力が激化していることを示しており、犯罪防止と対策のための統合的な政策、さらに警察の情報能力強化や住民保護への投資が必要であることを裏付けています」(カルロス・ニャンガ氏)

リオ大都市圏では、7月に7人の治安当局者が銃撃を受け、そのうち3人が死亡した。5人は勤務中に被弾しており、職務中の治安当局者が多数を占めた。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)