2016年リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックのチケット、2015年3月から発売
2014年 09月 19日2016年8月に開幕するリオ五輪の観戦チケットの申し込みが来年3月から始まる。
五輪組織委員会は16日、販売総数750万枚のチケットの販売方式、価格を発表したと17日付の伯字各紙が報じた。
約半数にあたる380万枚は70レアル(約3200円)以下で販売されるが、開会式のチケットは200レアル(約9200円)~4600レアル(約21万円)、閉会式は200(約9200円)~3000レアル(約13万8000円)かかる。
同委員会が公表した価格表によれば、28種目717試合の中で、最低価格は40レアル(約1840円)で、サッカーのブラジレイロンの最安の平均価格51レアル(約2345円)、W杯の一回戦の最低価格60レアル(約2760円)よりも低い。
この値段で女子サッカー、マラソン、カヌー、ホッケー、レスリング、マラソン、競歩など14種目が観戦できる。最低価格は前回のロンドン大会より低くなっている。
一方、最も高いのは陸上決勝、男子バスケット、男子バレー、ビーチバレーなどで、1200レアル(約5万5200円)となっている。
同委員会の広報によれば、半額料金適用基準を含む販売規定は11月に発表される。リオのエドアルド・パエス市長は8月初め、公立学校の生徒60万人にチケット120万枚を無料配布する意向だと発表している。
チケット購入には申し込み手順があり、販売サイトでの購入希望者登録は11月から。希望する種目や試合日も含めた具体的な申し込みの受け付けは2015年3月~5月で、6月に1次抽選、7月に2次抽選がそれぞれ行なわれる。
残った入場券の直接販売は10月に始まるが、2015年の間は伯国内の居住者のみが購入できる。チケットの発送は2016年5月、引き換えは6月から行われる。
全種目のチケット価格一覧は、大会公式サイト(www.rio2016.com)で確認できる。
※為替は1レアル(ヘアウ)=45.981577円で換算。
(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Rio 2016)
写真は2016年リオデジャネイロ・オリンピック・パラリンピックのトレードマーク