金融・経済系のコンサルティング会社が選んだ、ブラジル最優良都市とは…

ブラジルのコンサルティング会社「デルタ・エコノミクス＆ファイナンス」による調査で、ブラジル最優良都市100のランキングが発表されたと現地メディア「エザミ」が報じた（12月5日づけ）。

調査は、ブラジル国内5500以上の都市のそれぞれの77にも及ぶ特徴を分析し、生活品質、健康、教育、公共の安全性、衛生、経済について点数をつけ、結論づけている。

最高得点を獲得したのはサンパウロ州の海岸都市、サントス市だった。ちなみに最下位は、リオデジャネイロ州の大都市、バイシャーダ・フルミネンシという地域にあるドゥッキ・ジ・カシアス市だったという。

また、トップ50の中で、ブラジル北部および北東部の地域からは、たった6都市しか選ばれなかったという。

ブラジル最優良都市トップ10は下記。※カッコ内は州名、数字は総合獲得ポイント数。

1位　サントス（サンパウロ）56.13
2位　ベロオリゾンチ（ミナスジェライス）55.77
3位　ジュンヂアイー（サンパウロ）55.03
4位　ブルメナウ（サンタカタリーナ）54.18
5位　カンピーナス（サンパウロ）53.95
6位　サン･ベルナルド･ド･カンポ（サンパウロ）53.85
7位　モジ・ダス・クルーゼス（サンパウロ）53.15
8位　マウアー（サンパウロ）53.14
9位　クリチバ（パラナ）52.88
10位　サント・アンドレ（サンパウロ）52.77

（文／柳田あや、写真／Francisco Arrais）
写真はサントス市、観光ツアーで使われている路面電車。ツアーでは市内の歴史的建造物をめぐることができる