サンパウロ美術館(MASP)、2015年より入館料を値上げ
2014年 12月 28日12月18日に公表された官報によると、サンパウロの芸術、観光、考古学の歴史遺産保護評議会(Condephaat)が満場一致でサンパウロ美術館(MASP)の保全に取り組むための規制案を採択したと現地メディア(「エスタダォン」12月25日)が伝えている。
Condephaatによると、シケイラ・カンポス中尉公園(トリアノン公園)と、両者をつなぐ道、建物の裏側や隣接する公共の空間なども保護プロジェクトに含まれるという。
また、経営難にある同美術館の入場料は、現在の15ヘアイスから、2015年より25ヘアイスに値上げするとのこと。この料金で全ての展示が見られるが、サンパウロ市にある美術館で最も入場料が高い美術館になるという。
(文/麻生雅人、写真/Rafael Neddermeyer/Fotos Públicas)