エリス像に会えるポルトアレグレ(ポルトアレグリ)の文化施設「ガゾメトロ」

2015年 01月 19日

エリス・ヘジーナ

今日1月19日はエリス・レジーナ(ヘジーナ)の命日。というわけで、エリスに関する話題を。

MPBの大物歌手エリス・レジーナはポルトアレグレ(ポルトアレグリ)生まれ、11歳の時にこちらのラジオ曲に初出演、以後彼女は大スターとして羽ばたいて行きました。

その功績を讃えて建てられた彼女のマイク姿の銅像がガゾメトロで見られます。ポルトアレグレに来た際には、会いに来てください。

ガゾメトロは、ブラジル・ミリタリー博物館があるアンドラダス通りをさらに真っ直ぐ進んだ所にあります。こちらの建物は石炭による火力発電所として1928年から1974年まで稼働してましたが、改修保存され、現在は市のカルチャーセンターとしての役目を果たしてます。

ガゾメトロ

6階建てになってて、そこにはエリス・レジーナの名前が付いた劇場、上映室等各ホールや会議室もあります。

4階にはテラスがあって、グアイバ川が一望できて、日の出のスポットでもあり、そちらからW杯でも利用されたインテルのベイラ・ヒオ・スタジアムも見えます。川沿いの通りは、日曜日はホコ天、シマホン(南部ガウショが愛飲するお茶)を飲みながらの散歩、スケーテイング、サイクリング等、午後は賑わってます。

シマハォン

パゴージの音も聞こえてましたね。フットサル・コートでは汗流すお父さんたち、ここガゾメトロではインテルもそしてライバルのグレミオも仲良く一日を過ごしてます。

(写真・文/土居清光エミリオ、記事提供/土居清光エミリオFacebook
エリス・レジーナ(ヘジーナ)は1982年1月19日、この世を去った。通夜が行われたサンパウロ市のバンデイランチス劇場を訪ねる弔問客の列は23時間も続いたという

著者紹介

土居清光エミリオ Emilio Kiyomitsu Doi

土居清光エミリオ Emilio Kiyomitsu Doi
神奈川県横浜市生まれの浜っ子。7歳のときに、父が描いた夢と共に家族でブラジルに移民。約1か月の船旅でサンパウロに上陸、以降11年間サンパウロで生活を送る。その後、一度日本に帰国するも、多感な思春期の頃を過ごしたブラジルでの生活が忘れられず、再移住を決意。現在、念願の永住権を取得してガウーショに囲まれながらリオグランジドスウ州で生活中。

Facebookでブラジルのさまざまなことを紹介中( https://www.facebook.com/kiyomitsuemilio.doi )。
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