サンバダンサー 工藤めぐみ「情熱大陸」に出演!
2016年 02月 22日実は…夢だった「情熱大陸」 に出演します。今年度、密着して頂いていました。
昨日の次週の出演者で私の映像が流れた事で情報解禁。TBS「情熱大陸」2016年2月28日(日)、夜11時放送です。
この情熱大陸の放送が叶うまでには、沢山の想いや苦労がつまっています。
情熱大陸のお話が出たきっかけは、去年(2015)の夏、学生さんの海外派遣についての取材で10代で海外に出た私にオファー頂き、私の夢ややりたい事をお話しさせて頂き、その時に共感して下さったCさんでした。
「めぐみさん! 『情熱大陸』とか興味ないですか? サンバをもっと知ってもらう。より深く! その想いや夢を聞いていると、たくさんの人が見るし意図がとっても合う番組だと思います。一視聴者、一個人でしか応援できませんし、出演の確率は狭き門ですが視聴者として応募してみませんか?」と。
「情熱大陸」。これは私の夢の一つでした。もちろん 可能性があるのなら私もできる事をします。と伝え、そこから、私のプロフィールや伝えたい事をまとめる作業。Cさんは「情熱大陸」の本を読んだり、タイミング良く情熱教室と言うイベントがあるとの情報を得て 直談判しに行って下さいました。
それから数日経っても連絡は無く、Cさんは力及ばずすみませんと…。
でも私は、その応援してくれる気持ちが本当に嬉しかったですし、その行動に感動しました。残念な気持ちより、嬉しかったんです。
ところがその1ヶ月後くらい…?
チームの問い合わせに1通のメールが。
「お久しぶりです。覚えていますか? 5年前にリオのフォミーガのファベーラ(貧困地区)で別の方の取材中、偶然めぐみさんと会った者です。(中略)。めぐみさんを取材したい。『情熱大陸』にはご興味有りませんか?」
うそ!? このタイミング!?
なんと 5年前に偶然にファベーラで会ったものの、別の方の取材中だったためほぼお話しも出来ずにいたのですが、その時に私の事を覚えて下さっていた Oさんからの連絡でした。
「フと思い出して、あの時のサンバダンサーは今何をしてるのかな~と検索してみたら、あれからもまだ続けてリオ修行を頑張ってた! これは取材したい」と言って下さいました。
こちらもまたプレゼンが必要で、決定まですごく時間が長く感じました。
決まったのは、ブラジル到着後。Oさんから連絡を貰った手が震えました。そして、「情熱大陸」さん、Oさんからも、Cさんが直接プレゼンして下さった事、その願いも届き、叶っていたという事も、後日教えて頂き…。
ダブルで感動。
仮決定した後も、ブラジル、リオ・デ・ジャネイロという地でのカーニバル期間をまたいでの撮影であることや、世界的に有名なカーニバルだけに準備が難航する可能性もあり、このお話しが無くなってしまうのではないかという心配もありました。
それでも、たくさんの方が「情熱大陸」の成功を信じて助けて下さいました。Oさんの計らいで私の大切な人達との会も開いて下さいました。
今回の情熱大陸の出演が決まったのは人の繋がりがあったからこそで。
Cさんの取材、そしてプレゼンがなければ叶っていなかったですし、Oさんとのあの5年前のファベーラでの出会いがなければこの話は無かった…本当にタイミングも良く、引き寄せたんだ~と話していました。
そして今回の取材班のみなさん、本当に本当に良い人ばかりで。これからも、繋がっていたい、そう思える方々です。
たくさんの人の想いが詰まった「情熱大陸」。
どんなストーリーになるのか私には全く想像つきませんが、カーニバル終わりまで有りのままを追いかけてくれています。
サンバをメジャーにしたい、たくさんの人に本場のリオのカーニバル、本気のサンバを知って貰いたい!
そんな気持ちです。
たくさんの感謝をしながら、そして…ちょっと恥ずかしいですが(笑)。
2016年2月28日(日)よる11時 情熱大陸の放送です。
(文・写真提供/工藤めぐみ)