晴海トリトンにシュハスコが来た!

2016年 05月 13日

晴海晴っ呼春まつり

5月13日(金)から5月15日(日)まで、晴海トリトンでは毎年恒例のイベント「晴海晴っ呼(はるっこ)春まつり」を開催中。

期間中は晴海トリトンの施設内で、親子ネイル(14日)、リサイクルマ-ケットやキャラクターショー、中央区民によるさまざまな団体がパフォーマンスを披露する区民ステージ(14~15日)などさまざまなイベントが開催される。

そして「晴海晴っ呼(はるっこ)春まつり」の目玉イベントが、日本各地のうまいもんが集合する「うまいもん屋台」。2016年は、広島焼きの「壱輝」、富士宮やきそばの「味小町」、牛肉ステーキ串の「富士山麓レストラン」、大分からあげの「大翔」、牛タン焼きの「あぶり屋」、手羽先の「なごや藤吉郎」、明石焼の「明石焼濱」、串焼きの「山田牧場」、八ヶ岳ベーコンの「空海」、海鮮焼きなどが並ぶ中、ブラジル発の牛肉の炭火焼き料理シュハスコも参加している。

シュハスコを提供してるのは浜松を拠点にシュハスコを提供している「シュハスカリア」。串に刺したピッカーニャを豪快に焼き、カットするのはブラジル出身だが日本に帰化したというナガノさん。

こちらの屋台、拠点は浜松だが日本各地を旅して屋台でシュハスコをはじめブラジル料理を提供している。全国で営業をするもっとも大きな理由は、オーナーが旅が好きだから、なのだとか。数年前には代々木公園のブラジルフェスティバルでパステウの屋台を出したことがあるという。

「北海道にも何回か行っていますが、北海道はシュハスコを食べる機会が多くないので、地元で暮らしているブラジル人だけでなく、多くの人に楽しんでもらっています。中には日本へ留学しているブラジル人学生の方々もいて、久しぶりにシュハスコがたべられると喜んでくれました。彼らの喜ぶ顔をみると、また来なきゃ、って思ってしまうんです(笑)」(ナガノさん)

シュハスコ 晴海

肉は基本的には浜松で仕入れているが、北海道など遠方では地元で仕入れた肉でシュハスコを提供する。

「肉の種類が違うので、焼いている僕も楽しみなんです」(同)

また、地方によっては牛肉以外の食材を使うことも。

「北海道ではえぞ鹿を仕入れて焼いています。とてもおいしくて、私たちは“シカスコ”と呼んでいます。今は、産地だけで出していますが、いずれは東京でも“スカスコ”を提供したいと計画しています」(同)

「晴海晴っ呼(はるっこ)春まつり」
会場:晴海トリトン(中央区晴海1-8-16)
「うまいもん屋台」は、桜の散歩道で開催。
13日(金)12:00~20:00
14日(土)11:00~18:00
15日(日)11:00~17:00
問い合わせ:03-5144-8100

(文/加藤元庸、写真/麻生雅人)