ブラジルからは2軒の美術館・博物館を掲載。「美しい世界の傑作ミュージアム 何度でも行きたい素敵な博物館、美術館」発刊
2017年 10月 15日インプレスグループでデザイン分野のメディア事業を手がけるエムディエヌコーポレーションが、世界中にある“何度でも行きたくなるような素晴らしい博物館・美術館”を紹介する写真集「美しい世界の傑作ミュージアム 何度でも行きたい素敵な博物館、美術館」を9月下旬に発売したと発表した。
この中に、オスカー・ニーマイヤーが建築したオスカー・ニーマイヤー美術館や、スペインの建築家サンティアゴ・カラトラーヴァが建築の指揮をとった「明日の博物館(ムゼウ・ド・アマニャン」が掲載された。
写真集「美しい世界の傑作ミュージアム 何度でも行きたい素敵な博物館、美術館」には、その街のランドマークとなる美しいモダンな博物館、見るものを驚かすエキセントリックな美術館、時代を先取りした先進的なデザイン、長く人々に愛されている伝統的な建物など、建築物として、さらにアートとしても美しい世界中の博物館・美術館を厳選して掲載されているとのこと。
リオデジャネイロの「明日の博物館」は2017年に世界的な建築賞であるMIPIMアワーズで、Best Innovative Green Building(最優秀・革新的かつサステナブルな建築賞を受賞している。
他の掲載施設の一部は下記。
・ソフィア王妃芸術センター/スペイン 建築家:フランチェスコ・サバティーニ、ジャン・ヌーヴェル
・MUSE/イタリア 建築家:レンゾ・ピアノ
・アムステルダム市立美術館/オランダ 建築家:アドリアン・ヴィレム・ヴァイスマン、メルス・クローウェル
・ザ・ブロード/アメリカ 建築事務所・設計:ゲンスラー社、ディーラー・スコフィディオ+レンフロ
・テート・モダン/イギリス 建築家:ジャイルズ・ギルバート・スコット、ヘルツォーク&ド・ムーロン
・ピーターソン自動車博物館/アメリカ 建築家・建築事務所:ウェルトン・ベケット、コーン・ペダーセン・フォックス社
・ソロモン・R・グッゲンハイム美術館/アメリカ 建築家:フランク・ロイド・ライト
・イタリア国立21世紀美術館/イタリア 建築家:ザハ・ハディド
・ポンピドゥーセンター/フランス 建築家:レンゾ・ピアノ、リチャード・ロジャース
・イスラム美術博物館/カタール 建築家:イオ・ミン・ペイ
・デンバー美術館/アメリカ 建築家:ダニエル・リベスキンド、ジオ・ポンティ
・フォンダシオン ルイ・ヴィトン/フランス 建築家:フランク・ゲーリー
・ルーヴル美術館ランス別館/フランス 建築家:SANAA(妹島和世・西沢立衛)
・ロンドン自然史博物館/イギリス 建築家:アルフレッド・ウォーターハウス
・オルセー美術館/フランス 建築家・建築事務所:ヴィクトール・ラルー、A.C.T.建築事務所、ガエ・アウレンティ
MdN編集部・編、定価(本体1800円+税)、B5変型判、160ページ、オールカラー。
(文/麻生雅人、写真上、中(「明日の博物館」)/Alexandre Macieira/Riotur、写真(下)提供/インプレスホールディングス)
写真上、中はリオデジャネイロの明日の博物館。写真下は「美しい世界の傑作ミュージアム 何度でも行きたい素敵な博物館、美術館」の記事の一部