「スカパー! ブンデスリーガジャパンツアー2023」、バイエルン・ミュンヘン対川崎フロンターレ戦はバイエルンに軍配

2023年 07月 31日
20230729_185836[1]
7月29日(土)、国立競技場。「スカパー! ブンデスリーガジャパンツアー2023 アウディ・フットボール・サミット(Audi Football Summit)」で行われたバイエルン・ミュンヘン対川崎フロンターレの親善試合(撮影/コウトク)

7月29日(土)19:00から、スカパー! ブンデスリーガジャパンツアー2023 アウディ・フットボール・サミット(Audi Football Summit)の一環として、バイエルン・ミュンヘン(以下バイエルン)対川崎フロンターレ(以下フロンターレ)の親善試合が国立競技場で行われた。

この夏は7月下旬から8月上旬にかけて、数多くの世界的なクラブがオフシーズンを利用して来日し、日本で親善試合を行っている。

筆者にとって日本に居ながら世界的なクラブの試合を1週間に4試合も取材を行うことなどめったにないことなので、まるで大きな大会の最中のような感覚にすらなる。

バイエルンは、日本で2試合を行った。この日は、7月26日(水)のマンチェスター・シティ戦に続く2試合目だ。先のマンチェスター・シティ戦では満員の国立競技場で行われ、バイエルンは1-2で惜敗している。

サッカーの試合を観戦するために地下鉄銀座線の外苑前駅から国立競技場に向かうとき、ほとんどの確率で、すぐ近くの神宮球場で、プロ野球の試合が行われている。

だいたい試合の時間が被るので、国立競技場に向かう路上にはサッカーチームのユニフォーム姿の人と、プロ野球のユニフォームを着ている人たちが入り乱れる。

しかしこの日は、ヤクルトスワローズだったり相手チームの横浜ベイスターズのユニフォーム姿の人ばかりで、サッカーのユニフォーム姿の人はほとんど見当たらなかった。

神宮球場を通り過ぎたらすぐに国立競技場だ。隈研吾デザインの木をふんだんに使った建築物であり、神宮の杜にふさわしくとても美しい外観だと思う。

この辺まで来ると、ようやくフロンターレのユニフォームを纏ったサポーターや、数は少ないがバイエルンのユニフォーム姿の人も見受けられた。

スタンドの記者席に着いたのは試合開始の約30分前。両チームの選手たちのウォーミングアップ真っ最中だった。

(次ページへ続く)

著者紹介

コウトク

2005年6月~2012年6月まで仕事の関係で、ブラジルに在住。ブラジル在住当時は、サッカー観戦に興じる。サントス戦については、生観戦、TV観戦問わずほぼ全試合を見ていた。
2007年5月のサンパウロ選手権と2010年8月のブラジル杯のサントス優勝の瞬間をスタジアムで体感。また、2011年6月のリベルタドーレス杯制覇時は、スタジアム近くのBarで、大勢のサンチスタと共にTV観戦し、優勝の喜びを味わった。

コラムの記事一覧へ