ブラジル代表で五度目の優勝を果たしたフェリパォンがグランジャ・コマリーを訪問
2026年 05月 29日
ブラジル代表を率いてワールドカップを制した最後の監督であり、日本でのペンタカンピアォン(5度目の優勝)から24年が経つ中、“フェリパォン”ことルイス・フェリペ・スコラーリは5月28日(木)、テレゾーポリス(リオデジャネイロ州)にあるグランジャ・コマリーで選手とコーチ陣からの祝意を受けた。
現在グレミオのテクニカルコーディネーターを務めるフェリパォンは、招集メンバーに対してヘクサ(6度目)獲得への激励の言葉を送った。
「世界チャンピオンであることがどれほど素晴らしいか、そして皆さんにはその可能性が十分にある。難しいが、互いに結束しなさい。君たちは選ばれた者であり、エリートの一員だ。そしてそのエリートは知っていなければならない:『私は仲間のためにプレーする、仲間のために尽くす』」と、2002年にアマレリーニャでペンタを達成したフェリパォンは語った。
2022年以降ピッチ脇での指揮からは退いているリオ・グランジ・ド・スウ州出身の77歳の元監督は、テレゾーポリスで行われた代表の2回目のトレーニングを見学した後、これまでのキャリアで獲得した主要タイトルを記した記念プレートを贈られ、表彰された。
アンチェロッティが招集した26名のうち、フェリパォンはクルゼイロとパウメイラスのユースカテゴリーでそれぞれイゴール・チアーゴとダニーロ・サントスを指導していた。
また、パウメイラスでブラジレイラォンを制した際にはゴールキーパーのウェヴェルトンを率い、2014年のブラジル大会ではネイマールを指導したこともある。
フェリパォンとアンチェロッティは、2008–2009シーズンにフェリパォンがチェルシーの監督職を退き、アンチェロッティが後任となったことをきっかけに親交を深めた。ガウーショ(リオ・グランジ・ド・スウ州出身)のフェリパォンは、ほぼ1年前にアンチェロッティがアマレリーニャ(ブラジル代表)の監督として紹介された際のイベントや、代表の初招集発表の記者会見にも出席して友人を後押ししている。
「チームはカルロ(アンチェロッティ)だけで始まるものではなく、スタッフ全体から始まる。これがブラジルのチームだ。互いのために行動し、互いに要求し、互いの言葉を受け入れなければならない。受け入れることは非常に難しい。君たちには指揮するカルロがいる。彼はサッカーを知っている。だから受け入れ、対話し、話し合いなさい。私は君たちが勝つことを望む。勝つのはブラジルであり、私たち全員だ。君たちがブラジルと仲間のために尽くすことを願っている」とフェリパォンは選手たちに語った。
代表でのペンタカンペオン(2002年)後、フェリパォンはポルトガルを率いて2004年の欧州選手権(ユーロ2004)を制し、2008年まで同代表の指揮を執った。
2012年11月に再びブラジル代表の監督に就任し、数か月後の2013年にはブラジルで開催されたコンフェデレーションズカップを制した。この大会は翌年のワールドカップ開催に向けたテストイベントも兼ねていた。
クラブレベルでもフェリパォンは輝かしい実績を残している。コパ・リベルタドーレスでは1995年にグレミオで、4年後にパウメイラスで優勝した。ブラジレイラォン(ブラジル全国選手権)でも1996年にグレミオ、2018年にパウメイラスでそれぞれ制覇している。さらにコパ・ド・ブラジルではクリシウーマで1991年、グレミオで1994年、パウメイラスで1998年と2012年の計4回の優勝を記録した。
(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)




