【W杯2026】D組のパラグアイにはブラジルで活躍する選手がずらり
2026年 06月 5日
FIFAワールドカップ2026開催国の一つを擁するD組は、今大会でも屈指の実力伯仲のグループとなった。米国、メキシコ、カナダの3カ国共催で6月11日から7月19日まで行われるこの大会で、米国はトルコ、オーストラリア、パラグアイとともに1次リーグを戦う。
1994年大会のように男子サッカーへの関心が限定的だった時代とは異なり、2026年大会では米国代表は競技レベルの大きな発展期にホームで臨む。とりわけ男子プロリーグであるメジャーリーグサッカー(MLS)の成功が追い風となっており、アルゼンチン人指揮官マウリシオ・ポチェッティーノ監督率いるチームが連日満員の観客を前に戦う光景も十分に想定される。
国際的なスター選手こそ不在だが、米国代表の中心となるのはウイングのクリスティアン・プリシッチだ。27歳のプリシッチは、ドイツのボルシア・ドルトムント、イングランドのチェルシーを経て、現在はイタリアのミランに所属している。
また、注目すべき存在としてジオ・レイナの名も挙がる。ドイツのボルシアMG(ボルシア・メンヒェングラートバッハ)でプレーする攻撃的MFは、米国代表の“頭脳”とも言える存在だ。
パラグアイは、アメリカの初戦の相手となる。アルゼンチン人指揮官グスタボ・アルファロ監督が率いる同代表には、ブラジル国内で活躍する選手が多く名を連ねる。グスタボ・ゴメス(パウメイラス)、ラモン・ソサ(パウメイラス)、マティアス・ビジャサンティ(グレミオ)、ダミアン・ボバディージャ(サンパウロ)、イスイドロ・ピッタ(ブラガンチーノ)らがその代表格だ。
グアラニー軍団(パラグアイ代表の愛称)にとって今回が9度目のワールドカップ出場となる。2026年大会の出場権は南米予選での堅実な戦いぶりによって手にしたもので、18試合でわずか4敗という堅実な戦いを見せた。
同じく予選を勝ち抜いて本大会に進んだのがオーストラリアだ。トニー・ポポヴィッチ監督が率いるチームには、2022年カタール大会でベスト16入りしたメンバーの一部が残っており、スペインのレバンテに所属する実力派GKマシュー・ライアンも引き続き招集されている。
グループDの4チーム目はトルコ。欧州予選プレーオフでルーマニアとコソボを下し、出場権を獲得した。3度目のワールドカップ出場となる“新月の戦士たち”は、元イタリア代表FWのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の下で大会に臨む。
チームには才能豊かな若手がそろう。21歳でスペインの名門レアル・マドリードに所属する攻撃的MFアルダ・ギュレル、同じく21歳でイタリアの名門ユヴェントスの背番号10を背負うウイングのケナン・ユルドゥズがその筆頭だ。さらに、インテル・ミラノの経験豊富なMFハカン・チャルハノールもチームを支える存在となる。
(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)




