ブラジル代表、先発は依然ベールの中
2026年 06月 12日
W杯初戦のモロッコ戦を2日後に控えた木曜日(6月11日)の午前、ブラジル代表はニュージャージー州モリスタウンにあるコロンビア・パーク・トレーニングセンター(レッドブルズ・パフォーマンスセンター)で練習を行い、報道陣には15分間が公開された。短い時間ながら、競争心とリラックスした空気が入り混じるセッションとなった。
公開されたわずかな時間の中で、カルロ・アンチェロッティ監督は、アマレリーニャ(ブラジル代表の愛称)がブラジリア時間の6月13日(土)19時(日本時間6月14日(日)午前7時)、ニュージャージー州メットライフ・スタジアムで迎えるグループC初戦(同組にはスコットランドとハイチも所属)に向けた先発メンバーについて、一切の手がかりを示さなかった。対戦相手は「アトラスのライオン」の愛称を持つモロッコ代表だ。
フィールドプレーヤーは3組に分かれ、狭いエリアでのポゼッション練習を実施。一つのチームがワンタッチでパスを回し、もう一つがボール奪取を試みる。奪取が成功すると、待機していた3組目が即座に入れ替わる形式だ。
レクリエーション要素の強いメニューではあったが、選手たちは強い競争心を見せ、ボールロストの判定に不満があればアンチェロッティ監督のスタッフに抗議する場面もあった。ただし、終始和やかな雰囲気で、MLS(米プロサッカーリーグ)のニューヨーク・レッドブルズの施設で行われたこの練習では、エンドリッキ、マテウス・クーニャ、ルーカス・パケタの3人が特に明るく振る舞っていた。
アンチェロッティ監督の先発構想は依然として不透明だ。負傷で離脱したウェズレイに代わる右サイドバックは、ダニーロとイバニェスが候補。左サイドでは、アレックス・サンドロとドウグラス・サントスがパナマ戦とエジプト戦でそれぞれ先発し、出場時間を分け合った。攻撃陣では、マテウス・クーニャ、ルーカス・パケタ、ルイス・エンヒッキ、イゴール・チアーゴが、ハフィーニャとヴィニシウス・ジュニオールの両翼と並ぶ枠を争っている
唯一、ネイマールだけが右ふくらはぎの負傷からの回復途上で、引き続き別メニュー調整となっている。すでに直近の親善試合も欠場しており、復帰は第2戦のハイチ戦(ブラジリア時間6月19日(金)午後9時30分、 日本時間6月20日(土)午前9時30分、フィラデルフィアのリンカーン・フィナンシャル・フィールド)が有力視されている。
ブラジル代表は、モロッコ戦前最後の練習を金曜日(12日)正午に、再びCTコロンビア・パークで行う。これまでの大会では、初戦前日の練習は試合会場で実施されるのが通例だったが、今回はFIFAが芝の保護を理由に、スタジアムでの前日練習を禁止している。
(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)




