ガブリエウ・マルチネッリ、ハフィーニャの代役に意欲
2026年 06月 23日
ブラジル代表のFWガブリエウ・マルチネッリは、自身が本来は左サイドでのプレーを好むと認めつつも、必要とあれば右サイドでも問題なくプレーすると語った。ブラジル代表はブラジリア時間24日(水)19時(日本時間 25日(木)7:00)、米国マイアミでスコットランドと対戦する。2026年W杯・グループC最終節となる一戦だ。
アーセナル所属の右利きのアタッカーであるマルチネッリは、最有力はないものの、ハフィーニャの代役候補の一人と見られている。ハフィーニャは19日(金)、フィラデルフィアで行われたハイチ戦(3–0)で右ハムストリングを負傷し、前半のうちに交代していた。右サイドを本職とするハイアンとルイス・エンヒッキが先発候補の筆頭だが、マルチネッリもオプションとして浮上している。
「まず、ハフィーニャに起きたことは本当に残念です。前線には質の高い選手がたくさんいます。個人的には左サイドが好きですが、アーセナルでは右でもプレーしましたし、アンチェロッティ監督の下でもフランス戦(3月26日、2–1で敗戦)のときに右をやりました。全員がベストを尽くして準備しています。決めるのは監督です」と、マルチネッリは22日(月)、ブラジル代表が滞在するニュージャージー州のホテル「ザ・リッジ」での記者会見で語った。
「アーセナルでは、ブカヨ・サカ(イングランド代表FW)が負傷したときに右でプレーしました。もし監督が僕に右サイドバックをやれと言うなら、やりますよ。もちろんです、監督!」と続けた。マルチネッリはハイチ戦で後半19分から途中出場している。
背番号22のマルチネッリは、スコットランド代表26人のうち半数がプレミアリーグでプレーしていることにも触れ、2019年からアーセナルでプレーしている自身の経験から、相手選手をよく知っていると説明した。そのうえで、警戒を怠らず勝利を目指す重要性を強調し、グループC首位通過が大会後半の移動や準備に有利に働く可能性を指摘した。
ブラジル代表がグループCを首位で通過した場合、決勝トーナメントの期間中は米国に滞在し続けることができ、現在の拠点であるニュージャージーをそのままベースにすることが可能となる。
一方、2位通過となった場合は、ラウンド16(16強入りをかけた試合)をメキシコ・モンテレイで戦う必要があり、勝ち上がってベスト16に進めば再び米国に戻ることになる。そのため、ブラジルは大会期間中に“移動型”の体制を強いられる可能性がある。
「間違いなく、一筋縄ではいかない試合になると思います。スコットランドには前線に質の高い選手がそろっています。アストン・ビラのジョン・マクギンとはいつも対戦していますし、リバプールのロバートソンもいる。ティアニー(元アーセナル、現セルティック)なんて、僕がサッカー界で出会った中でも最高の選手の一人です。速くて謙虚で、本当に素晴らしい。水曜はあまり良いプレーをしないでほしいですけどね(笑)」と、マルチネッリは語った。
「マイアミに行って勝ち、1位で突破して、ここ(ニュージャージー)に残りたいです。ここは設備も環境も整っていて、とても快適ですから」と、ブラジル代表FWは続けた。
マルチネッリはまた、右ふくらはぎの2度の損傷から回復し、練習に復帰したFWネイマールについても質問を受けた。さらに、チームがネイマールのパフォーマンス向上のために「10%余分に走る」覚悟があるかどうかについても答えた。
「僕たちはネイマールやヴィニ(ジュニオール)、誰であっても、その選手を最大限に生かすためなら20%でも30%でも走ります。必要なら5バックで守ることだってやります。僕だけじゃなく、チーム全員が本当に献身的です。僕たちはW杯を勝ち取りたいし、自分たちの能力を理解しています。そのためなら10%でも20%でも30%でも40%でも走ります」と、アーセナルのFWは強調した。
「ネイマールは非常に高いレベルにあります。練習を見れば、そのクオリティは誰もが知っている通りですし、戻ってきたときの強度と姿勢を見ても、彼がどれだけ強く復帰を望んでいるかが分かります。彼のような選手が味方にいるのは本当に心強いです」と、マルチネッリは締めくくった。
(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)




