アルゼンチン、オーストリアに2-0で勝利 決勝トーナメント進出
2026年 06月 23日
6月22日(月)、リオネル・アンドレス・メッシが、米国・ダラスで行われたオーストリア戦で2得点を挙げ、アルゼンチンが2–0で勝利。これにより、メッシは男子ワールドカップの歴代最多得点者として単独首位に立ち、通算18ゴールに到達した。
この試合はグループJの第2戦で、勝利したアルゼンチンは決勝トーナメント進出を確定させた。
アルゼンチン代表のリオネル・スカローニ監督は、6日前にカンザスシティでアルジェリアに3–0で勝利した試合から、先発を1人だけ変更した。右サイドバックのナウエル・モリーナがゴンサロ・モンティエルに代わって起用された。
一方、オーストリアは、カリフォルニアでヨルダンに3–1で勝った試合から3人を入れ替えた。守備ではフィリップ・リーンハルトが外れ、ケヴィン・ダンソが先発。さらに、DFフィリップ・ムヴェネに代わってMFパウル・ヴァナーが入り、前線ではラルフ・ラングニック監督がミヒャエル・グレゴリッチを選択し、ササ・カライジッチをベンチに置いた。
試合開始8分、メッシは早くも歴史を動かすチャンスを迎えた。主審アミン・モハメド・オマルがVARでDFシュテファン・ポシュのラウタロ・マルティネスへのファウルを確認し、アルゼンチンにPKを与えたためだ。しかし、アルゼンチンの10番はコースの決断が遅れ、左へ外してしまった。
この失機で勢いづいたのはオーストリアだった。ラングニック監督のチームらしく、前線からのプレッシングが機能し始めた。それでも、攻撃面でより鋭さを見せていたのは南米王者で、中心には常にメッシがいた。
18分、メッシはDFダビド・アラバにシュートを阻まれ、GKアレクサンダー・シュラーガーの好守にも遭った。30分には、MFエンソ・フェルナンデスのシュートをGKが弾いて倒れ込んだ場面で、無人のゴールを狙ったが、再びアラバが立ちはだかり得点を阻止した。
しかし、メッシの執念は38分に報われた。中盤からのカウンターで、左サイドに開いたDFファクンド・メディナが低いクロスを送り、FWチアゴ・アルマダが股下を通してスルー。そこへ走り込んだメッシが、GKシュラーガーの逆を突くシュートを決めた。ダラスの地で、歴史が再び刻まれた瞬間だった。
後半は前半ほどの動きはなく、主なチャンスはセットプレーから生まれた。9分、オーストリア代表100試合目となったMFマルセル・ザビッツァーが左からFKを直接狙い、GKディブ・マルティネスが好セーブでコーナーに逃れた。27分には、メッシのFKにFWニコ・ゴンサレスが頭で合わせ、左ポストすれすれに外れた。
そしてアディショナルタイム、10番が再び輝いた。FWフリアン・アルバレスのシュートはGKシュラーガーに阻まれたが、こぼれ球をMFレアンドロ・パレデスがメッシへ。メッシはマークを外し、体勢を崩しながらも押し込んで追加点。これが大会5点目となり、アルゼンチンの勝利を決定づけた。
(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)




