ヴィニシウス・ジュニオール「ブラジルは優勝するためにここに来た」

2026年 06月 13日

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ニュージャージー(米国)、2026年6月12日。ブラジル代表の初戦を前に、記者会見を行ったヴィニシウス・ジュニオール。「(前大会とは)違いを見せ、細部で上回りたい」と語った(写真:Rafael Ribeiro/CBF)

2022年のカタール・ワールドカップ準々決勝で、延長後半の終了間際に追いつかれ、PK戦の末にクロアチアに敗れた苦い記憶は、ヴィニシウス・ジュニオールの中でいまだ消えていない。

ブラジル代表は、ブラジリア時間6月13日(土)19時(日本時間6月14日(日)7時)、米ニュージャージー州メットライフ・スタジアムでモロッコ戦を迎える。ヴィニシウスにとって、4年前の敗退は今大会に向けた重要な教訓だ。

「ワールドカップは他の大会とは違う。前回大会で学んだのは、試合の最後の最後まで準備していなければならないということ。小さなディテールが大会の行方を左右する。今回はその部分で違いを見せ、細部で上回りたい」と、ブラジルの背番号7は金曜日(12日)、試合会場で行われた記者会見で語った。

前回大会の主力の一人だったヴィニシウスは、負傷の影響で代表活動の多くを欠いたネイマールが不在がちな中、その穴を埋める形でブラジル代表の新たな主役へと成長した。

レアル・マドリード(スペイン)で近年数々のタイトル獲得に貢献してきた一方で、代表チームではまだ同じレベルの結果を残せていない。

「今がキャリアで最も特別な瞬間。フィジカルも技術も、ずっと夢見てきたレベルにある。この瞬間のためにしっかり準備してきた。アンチェロッティ監督は、レアルでやってきたことを代表でも出せるよう、落ち着きと自信を与えてくれる。国のために、この物語を変えるための8試合がある」と語った。

自信をのぞかせる背番号7は、フランス、スペイン、アルゼンチンといった優勝候補と比べてブラジルが劣るという見方を否定。「ボールが動き出せば、すべてゼロからだ」と強調した。

「僕たちは優勝するためにここに来た。強豪国と同じレベルにある。素晴らしい選手が揃い、ここ数カ月でチームは進化している。大事なのは、明日(土曜日)から何が起きるかだ」と述べ、カタール大会で4強入りしたモロッコとの対戦も簡単ではないと見ている。

「間違いなく、モロッコはここ数年で大きく成長したし、サッカー自体も変わってきている。試合をしっかりプランニングできるチームは、しっかり戦える。彼らには優れた選手がいて、ビッグクラブでプレーしている選手も多い。ブラヒム・ディアスは僕のチームメイトだし、(アシュラフ)ハキミはまたチャンピオンズリーグを制したばかり(パリ・サンジェルマン)。難しい試合になるが、ブラジルは準備できている」と締めくくった。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)