W杯初出場のエンドリッキ、アンチェロッティへの信頼を語る

2026年 07月 3日

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ヒューストン(米国)、2026年6月29日。対日本戦で後半にピッチに立ったエンドリッキ(写真:Rafael Ribeiro/CBF)

6月13日のブラジル初戦、モロッコ戦(1–1)でエンドリッキが出場しなかったことは、カルロ・アンチェロッティ監督との関係をめぐる憶測や冗談を呼んだ。だが7月2日(木)、レアル・マドリード(スペイン)所属で、今季はリヨン(フランス)に期限付き移籍していた同選手は、指揮官への敬意を改めて示した。

「レアルでの最初のシーズン、“ミステル”(アンチェロッティ)のもとで僕はかなり試合に出ていました。出場時間は短かったけれど、ほとんどの試合で途中出場していました。彼はいつも“落ち着け、お前の時は必ず来る”と言ってくれていました。国王杯ではほぼ全試合で先発し、ほとんどの試合で得点できた。ミステルは何をすべきかを熟知していて、判断が的確なんです」と、エンドリッキは米国ニュージャージー州の宿泊先ホテル「ザ・リッジ」で行われた記者会見で語った。

「ミステルは、僕がどう貢献できるかを分かっています。彼は僕のためではなく、チームのために最善を尽くす。それが彼の最大の強みです。(アンチェロッティは)流れを呼び込む監督で、結果は自然とついてくるんです。まるで神が彼を見て、彼は神に選ばれた名将だと言っているかのようです。ここにいる選手全員がミステルのプランに従っています。僕は指示を受け止め、求められたことをやるだけです」(エンドリッキ)

エンドリッキは、左太腿裏の筋肉を負傷したルーカス・パケタの代役候補の一人とされている。パケタは、ブラジルが2対1で日本に勝利し、ワールドカップのラウンド16進出を決めた先月29日(月)の試合で負傷した。アマレリーニャの19番は、前半を終えた時点で日本が1対0とリードしていたため、ハーフタイムにパケタの代わりとして投入された。

次戦は、7月5日(日)17時(ブラジリア時間)/日本時間 7月6日(月)5時 に、ニュージャージーでノルウェーと対戦し、準々決勝進出を懸ける。

しかしエンドリッキは、パケタの代役に選ばれるかどうかについて問われると、言葉を濁した。

「赤ん坊みたいに寝ますよ(笑)。祈りを捧げて、神と話して、落ち着いて過ごします。物事は正しいタイミングで起きるものです」と語った。ワールドカップ初出場となる若手は、経験を積むためにチームのベテラン選手たち──その中にはネイマールも含まれる──と頻繁に会話していることも明かした。

「ネイとはとても良い関係です。練習後にカードをしたり、雑談したりします。オフの日には一緒に過ごすこともできました。チームを支えるベテランたちと話すことはとても重要です。マルキーニョス、カゼミーロ(カザン)、アリソンもそうです。パウメイラスではグスタボ・ゴメスとも同じように接していました。彼らは皆、フットボールにおける賢人たちです」(エンドリッキ)

もしノルウェー戦で先発に選ばれれば、エンドリッキは育成年代から同じチームでプレーしてきたハイアンと再び共演することになる。両者は年代別代表でともにプレーし、U-17カテゴリーの大会でも対戦してきた。2022年のU-17ブラジル杯では、パウメイラスとヴァスコが決勝を争い、当時15歳だった2人はホーム&アウェー両試合で得点したが、タイトルはパウメイラスが手にした。

「僕とハイアンは、2017年のゴー・カップ(世界最大のジュニア大会とされる)で一緒にプレーしていた頃の写真を見返していました。あの時は10歳で、19歳になってワールドカップにいるなんて想像もしていませんでした。ミステルが求めるとおり、チームのために全力を尽くします。どれも重要な試合で、ミスの余地はありません。前の試合で僕はそれを実行できたし、ハイアンもハイチ戦からずっと結果を出しています」と、エンドリッキは締めくくった

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)