モラエス判事、フラヴィオ・ボウソナーロ氏の連邦警察への不出頭を受け検察に意見提出を要請
2026年 07月 29日
フラヴィオ・ボウソナーロ上院議員(PL・リオデジャネイロ州)が7月28日(火)に予定されていた連邦警察(PF)での供述に出頭しなかったことを受け、連邦最高裁(STF)のアレシャンドリ・ジ・モラエス判事は、連邦検察庁(PGR)に対し15日以内の意見提出を求めた。
同日午前、フラヴィオ氏は書面による弁明を提出し、ルイス・イナーシオ・ルーラ・ダ・シウヴァ大統領への名誉毀損容疑で進められている捜査に関する供述には姿を見せなかった。
供述は14時に予定されていたが、フラヴィオ氏の弁護団は連邦警察に対し、同議員が容疑を否認する書面を提出し、これを供述に代えるよう求めた。フラヴィオ議員は被疑者の立場であるため、供述のために出頭する義務はない。
こうした状況を受け、担当捜査官のアントニオ・カルロス・ノウル氏は、モラエス判事に対し、同議員が正式に召喚されていたものの、書面での弁明を選択したと報告した。
モラエス判事は次のように決定した。
「フラヴィオ・ナンテス・ボウソナーロ氏が、連邦検察庁の要請にもかかわらず連邦警察での供述に出頭しない意向を示したことが確認されたため、本件記録を検察庁に差し戻し、15日以内の意見提出を求める」
本件は、フラヴィオ氏が1月3日にSNS「X」に投稿した内容に関する捜査である。
投稿の中で、フラヴィオ上院議員は次のように記した。
「ルーラは告発される。サンパウロ・フォーラム(注:左派ネットワーク)の終わりだ。国際的な麻薬・武器取引、資金洗浄、テロリストや独裁政権への支援、不正選挙」
<経緯>
先月、連邦警察(PF)は本件に関する捜査を終了し、投稿で挙げられた犯罪と大統領を結びつけたことにより、上院議員がルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シウヴァ氏に対して名誉毀損を犯したと結論づけた。
その後、連邦検察庁(PGR)のパウロ・ゴネー長官は、上院議員の供述を行うべきだと主張し、モラエス判事がこれを認めた。
ゴネー長官は刑法の規定を引用し、上院議員が自身の発言を撤回することが可能であり、それによって将来的な有罪判決を免れる可能性があると述べた。こうして、事件は再びPFに差し戻された。
(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)




