ブラジル選挙高等裁判所、投稿制限問題でMetaと陣営代表を招集
2026年 10月 21日
【ブラジリア 10月20日 20:58】ブラジル選挙高等裁判所(TSE)のマルコ・アウレリオ・ベリッゼ判事は火曜日(20日)、Meta社および大統領候補ルイス・イナーシオ・ルーラ・ダ・シウヴァ(PT)、フラヴィオ・ボウソナーロ(PL)の両陣営の代表者と会合を行った。
この会合は、TSEがMetaに対し、候補者に関する投稿の配信制限を禁止する決定を下したことを受け、同社が要請したもの。
会合の中で判事は、Facebook、Instagram、WhatsAppを運営するMetaが、候補者間の透明性と平等性を確保する責任を負っていると強調した。
同日早く、MetaはTSEに提出した文書で、候補者間で不平等な扱いを行っているとの指摘を否定した。
先週、TSEのオンライン本会議は、ベリッゼ判事が個別に下した「候補者に関する投稿の制限禁止」の決定を全会一致で支持した。
この決定は、労働者党(PT)のルーラ陣営がTSEに対し、AI画像生成コマンドが再選を目指す候補者ルーラに関する画像生成を許可せず、一方でフラヴィオ・ボウソナーロ候補に関する画像生成は可能だったと報告したことを受けて出されたもの。
TSEの決定により、Metaが運営するプラットフォームの一つであるFacebookは、特定の候補者に対して、配信量の削減や、アルゴリズム上に推薦機能からの除外、検索制限などの不利益な措置を行わないよう求められている。
労働者党(PT)が不具合を訴えた後、Metaは選挙規則に従い、候補者全員について推薦機能や画像生成を一時的に停止したと説明し、さらに追加措置として、候補者の「名前のみ」や「選挙番号」を使ったコマンドでも画像が生成されないようにしたと述べた。
Metaは次のように表明した。
「ブラジルの選挙規則に従い、候補者の推薦機能や画像生成を一時的に禁止しました。候補者の名前や選挙番号だけを使ったコマンドでも画像が生成されないよう、追加の措置を講じています」
(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)




