公立校在籍のブラジル人小中学生を職業体験プログラムに無料招待

2018年 04月 30日
キッザニア 職業体験

公立校在籍のブラジル人小中学生を職業体験施設「キッザニア 東京」に無料招待して職業体験をしてもらうプログラムを毎年行っている日伯経済文化協会(ANBEC)が、今年(2018年)も同プログラムを6月2日(土)に開催します。

同プロジェクトは、在日ブラジル人の子どもたちが移民第二世代のハンデイを乗り越え強く生きて欲しいという願いをこめて、「学校教育」、「職育」、「社会プロジェクト」などの各分野でANBECが行っている支援活動の中のひとつです。

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日本の外務省が「日本と中南米をつなぐ日系人」を配布

2018年 04月 23日
日本と中南米をつなぐ日系人

日本の外務省が、日本人とルーツをともにし、日本と各国の架け橋になっている「日系人」の歴史や活動を紹介するパンフレット「日本と中南米をつなぐ日系人」(2018年3月作成/A4版/14ページ)を制作して、今月から配布している。

パンフレットでは、日系人の歴史、各国で活躍する日系人、世代別日系人からのメッセージ、変わりゆく日系社会、日系人が中南米で広めたニッポンなどを伝えているほか、「中南米社会との連携に関する有識者懇談会」など、中南米の日系社会 と連携を強化するために官民が協力して行っている取り組みなども紹介している。

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ブラジルのココヤシ農家、政府に生産者保護を訴える

2018年 04月 21日
ブラジル ココナッツウォーター

ブラジル人の日常生活に深く根差したココナッツ。街を歩くとココナッツウォーターや、実を細かく刻んで砂糖で固めたお菓子、コカーダを見かけない日はほぼない。

そんなブラジルのココナッツに異変が起こっている。一大産地、ブラジル北東部を見舞った干ばつで生産高が激減し、市場の需給に大きな影響を与えている。

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ラテンアメリカとカリブ海諸国では女の子の4人に1人が児童婚

2018年 04月 15日
児童婚 ラテンアメリカ

ラテンアメリカとカリブ海諸国は、児童婚や事実婚状態の子どもの割合の高さが過去10年間で改善していない世界で唯一の地域であると、ユニセフ(国連児童基金)ラテンアメリカ・カリブ海諸国地域事務所が4月12日(木)に発表した。

調査によると、ラテンアメリカとカリブ海諸国における児童婚の水準は、過去10年間、約25%のまま変わっていないという。一方、世界の他の地域では児童婚は減少傾向にあり、特に南アジアではこの10年で、児童婚の割合が50%近くから30%まで下がっているという。

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「岩合光昭の世界ネコ歩き」でもお馴染み、リオデジャネイロのねこのシキーニョと飼い主の深い絆とは

2018年 04月 15日
シキーニョ ねこ リオ

NHK BS プレミアムの人気番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」のリオデジャネイロ編に登場したことで、地球の反対側にある日本でも人気者となっている、ねこのChiquinho(シキーニョ)はもちろん本国ブラジルでも大人気。

シキーニョが散歩先であるコパカバーナやイパネマなどのビーチや公園でサングラスをして寝そべっていると、横に並んで写真を撮りたがる観光客が後をたたないという。そんなシキーニョと飼い主アレシャンドリさんとの間には、ドラマチックな絆の物語があった。

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神田外語大学がTHE世界大学ランキング日本版で総合33位に

2018年 04月 10日
神田外語大学

「貧困と連帯の人類学: ブラジルの路上市場における一方的贈与」(春風社)の著者としても知られる奥田若菜准教授や、「新版 現代ブラジル事典」(新評論)への執筆で知られる舛方周一郎講師などが在籍するイベロアメリカ言語学科のある神田外語大学が、THE世界大学ランキング日本版において総合33位にランクインを果たした。

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ルーラ元大統領、収賄や資金洗浄などの罪で遂に収監

2018年 04月 8日
ルーラ 元大統領 逮捕

収賄などの罪で禁錮12年1カ月の判決を受けているルイス・イナーシオ・ルーラ・ダ・シウヴァ元大統領が、4月7日(土)18時47分、パラナ州連邦警察に出頭して収監された。現地メディア「G1」などが伝えている。

今年(2018年)の1月24日(水)にパラナ州の第4地区連邦地域裁判所第8号法廷によって禁固刑が言い渡された後、元大統領は身柄を拘束しないように申し立てを行っていたが、4月5日(木)、セルジオ・モーロ連邦地裁判事はルーラ元大統領に対し、サンパウロ州グアルジャーの高級三層住宅に関する収賄とマネーロンダリングの罪で逮捕命令を下した。

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おもちゃの世界にも多様性が浸透? 黒人人形専門店が開店

2018年 04月 3日
ブラジル 黒人 人種

ブラジルの街を歩くと、すれ違う人のルーツの多様性を感じる。様々な国・地域からやってきた移民により持ち込まれた多様な文化は、ブラジルの大きな特徴の一つだ。

中でも割合が大きいのはアフリカ系ブラジル人で、ブラジル人の約54.9%と言われる。にもかかわらず、玩具の世界では、97%が白人仕様だという。

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