景気低迷の長期化でブラジルの社会階層の構成に変動
2016年 06月 2日
2013年以降の景気低迷の出口が見えないブラジルだが、2015年以降、経済危機が深刻さを増し、雇用の減少など市民生活に対する大きな影響が絶えず報じられている。
現地紙「オ・エスタード・ヂ・サンパウロ」の電子版「エスタダゥン」が5月28日づけで報じたところによると、長引く経済危機と失業率の上昇で、中流階級の家庭100万世帯が、より低い階層へ分類されることになったという。
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2013年以降の景気低迷の出口が見えないブラジルだが、2015年以降、経済危機が深刻さを増し、雇用の減少など市民生活に対する大きな影響が絶えず報じられている。
現地紙「オ・エスタード・ヂ・サンパウロ」の電子版「エスタダゥン」が5月28日づけで報じたところによると、長引く経済危機と失業率の上昇で、中流階級の家庭100万世帯が、より低い階層へ分類されることになったという。
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今、一人の女性に対する悪質非道な集団暴行が、ブラジル国民を怒りの渦に巻き込んでいる。
現地紙「オ・グローボ」電子版他各紙が報じたところによると、5月21日、リオ・デ・ジャネイロ(以下「リオ」)で、薬物で昏睡させられた状態の女性(16歳)を30人以上の男がレイプするという事件が起こったという。
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ここ数年、ブラジル各地で低所得者層向けの行政サービスとして集団結婚式が定着しつつある。
グローボ系ニュースサイト「G1」が5月21日づけで伝えたところによると、ブラジリアで行われた低所得者向け集団結婚式で、母と娘が同時に結婚式を挙げたという。
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一時期の1ドル40レアルという激安状態から少し回復し、3.5レアル前後で推移するブラジルの通貨レアルの為替相場。レアルの乱高下が社会不安を増幅させる状態からは少し落ち着きを取り戻したようだ。
そんなご時世に、社会不安とはほぼ無縁のコミュニティがブラジルに存在する。その秘訣は、独自通貨の存在だという。
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4月29日(金)、ミナスジェライス州の州都ベロオリゾンチ市メトロポリターナ地区の、とあるミスコンテストでマルセラ・モレイラ・カギアーニさん(26)が今年(2016年)のミスに選ばれた。地元メディア、アジェンシア・ミナスが伝えている。
マルセラさんが2016年のミスに選ばれたコンテストとは、ベロオリゾンチ市メトロポリターナ地区のミス刑務所コンテスト。現在マルセラさんはサンジョアキン・ジ・ビッカス第二刑務所に留置されている。
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今、ブラジルで、政治の混乱と同時にホットなニュースは、治安問題でもなく、ジカウィルスでもデング熱でもなく、A型インフルエンザである。
4月12日づけのブラジル各紙によると、死者はブラジル全土で102人に増加。サンパウロ州保健局の発表では、同州だけで70人を超えたようだ。
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アメリカ合衆国の「タイム」誌が毎年発表する「世界で最も影響力のある100人」の2016年版に、現在、ペトロブラスをめぐる贈収賄・資金洗浄事件の捜査を担当するパラナ州連邦地裁のセルジオ・モーロ判事が選ばれたと、現地メディア「G1」が報じた(4月21日づけ)。
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ブラジル人の中には、マンゴーと牛乳を一緒に食べると死ぬということを本気で信じている人が居るようです。これは、科学的には何の根拠もない作り話で、その由来はまだ奴隷制のあった時代まで遡ります。
当時、牛乳は非常に貴重な食物であり、農園主だけが飲める高価な飲み物でした。一方で、南国ブラジルでは、マンゴーはそこら中で手に入り、希少価値が無かったことから、奴隷たちも好んで食べていました。
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