【コラム】“タマリネイラの奇跡”の、その後
2021年 05月 27日
わたしのコラム 「普段着のサンバ、パゴーヂ ~よろこびの音楽をもとめてリオの旅」を読んでくださっていた方、みなさんQuanto tempo!(お久しぶりです!)Viviane(ヴィヴィアーニ)です。
最終回の「タマリネイラの奇跡」を書いたのが2018年9月末なのですが、その時にわたしはこう書きました。
続きを読むわたしのコラム 「普段着のサンバ、パゴーヂ ~よろこびの音楽をもとめてリオの旅」を読んでくださっていた方、みなさんQuanto tempo!(お久しぶりです!)Viviane(ヴィヴィアーニ)です。
最終回の「タマリネイラの奇跡」を書いたのが2018年9月末なのですが、その時にわたしはこう書きました。
続きを読むわたしは歌手であると共にフィットネスMMA(総合格闘技)ファイターでもある。
リオにいるとき私はショウの合間に、伝説の格闘家ヒクソン・グレイシーのヨガの先生のもとでヨガのトレーニングをしたり、日本でもPRIDE武士道 やDEEPなどの試合で活躍した総合格闘家ミルトン・ヴィエイラの道場で、総合格闘技のトレーニングをしている。
続きを読む今回は、わたしがどうやってリオでパゴーヂのショウの実現に至ったか、そこへの道のりを書こうと思う。
2017年12月、舞台はLA。わたしはベニスビーチでひとりのエキゾチックな美女に出会った。
彼女とは他愛のないおしゃべりで時間を過ごしただけだったが、彼女は「リオに行けば歌を助けてくれる人がいるかもね」と謎の言葉をわたしに残した。その言葉が妙に心に残った。
続きを読む今回はサンバの魅力のお話をしようと思う。サンバとパゴーヂの話を。
前菜その1
ちょうどこのコラムを書き始めた夜中、リオのMMA(総合格闘技)の道場で知り合った仲良しのメンデスから「君に聞かせたい音があるから電話してもいい?」とメッセージが来た。彼は今、アメリカ合衆国のマイアミの近くに住んでいる、
続きを読む今回はポルトガル語のお話をしようと思う。
わたしは以前、リオのサンタテレーザ地区の友達のブラジル人家族の家に2ヶ月ほど住んでいた。
当時はポルトガル語が全く話せず、数字すら言うことができなかった。家族の団欒の夕食時も、ほぼ、こけしのように座っているだけで、家族を笑わせるために必死で覚えたポルトガル語の小ネタを、繰り返し披露しているだけだった。週末のホームパーティはもっとひどいこけし状態で、たまに少し作り笑いをするぐらいしかできなかった。
続きを読む今回はわたしがサンバを歌うようになったきっかけや、どうしてサンバを唄おうと思ったかについてお話をしようと思う。
いろいろな要因が複雑に絡み合って、最終的に一つの道になったと思っている。だが一番の理由は、何度かリオのパゴーヂに通ううちに、こんな素敵な文化を日本の人に少しでも知ってもらいたいな、と思ったからかもしれない。
続きを読む******
※リオのパゴーヂなどで活動中のViviane Yosimiさんのコラムがスタートします。
******
2018年のGWの日曜日、わたしはマドゥレイラの「パゴーヂ・ダ・チア・ドッカ」にいた。
ここで歌うことは前日の土曜に歌ったフェイラ(市場)のパゴーヂで決まった。わたしの特別な友達であるジョゼーの友達マルシリオが歌を聞いてくれて誘ってくれたのだ。
続きを読む