旅行で行ったバイーア州にあるモホ・ジ・サンパウロという街の宿のオーナー、ファビオさんからカイピリーニャ(ブラジルの国民的なカクテル)の作り方を教えてもらいました。
オーナーのところへは、実は地元のおすすめレストランの情報を聞きに行っただけだったのですが、思いのほか2時間弱もオーナー夫妻の家で過ごしてしまいました。郷に入っては郷に従えで、ブラジル人のペースに身をゆだねたことで、面白い体験をさせてもらえました。
続きを読む
スーパーマーケットでレジに並んでいる時、前に並んでいた人が、商品のジュースを精算が終わる前にゴクゴクと飲み干してしまいました。また、店内でポテト・チップスをボリボリ食べている子どもを見かけたこともあります。
一緒に居たブラジル人に「会計前に食べてもいいの?」と聞くと、彼は笑いながら「空いた容器をレジに持っていけば何も問題はないよ」と教えてくれました。
続きを読む
僕は、日本語を含めると四か国語を話します。ブラジルに来る前は、ポルトガル語は全く話せなかったのですが、三ヵ月くらい集中的に勉強したら支障なく日常会話ができるようになりました。
たぶん、他の言語もアルファベット文字の言語なら同じくらいの期間があれば何とかなると思います。これからポルトガルを勉強しようと考えている人に少しでも参考になればと思い、自分の経験をステップごとにご紹介したいと思います。
続きを読む
ポルトガル語では「L」は「う」と発音することが多いです。
例えば、Salvarはサウバー(救う)、Abrilはアブリウ(四月)という具合です。
さて、ブラジルに来たばかりの頃、勤務先で知り合った28歳くらいの若者の話をしたいと思います。
続きを読む
ブラジルの代表的な炭酸飲料といえば、ガラナ。ガラナという果物の果実を原料にした飲み物です。日本でも北海道のスーパーやコンビニでは当たり前のように並んでいるので、聞いたことがある人もいるかもしれません。
ガラナ(guaraná)はアマゾン原産の植物で、インディオは黒い種子を粉にしたものをお湯に溶かして飲んでいたそうです。実はカフェインが豊富に含まれていることが特徴です。ガラナを摂取すると、疲労回復、滋養強壮の効果があると考えられています。
続きを読む
先月ベレン市に行った時に、空港で面白いものを見つけました。よくある優先席の表示かと思いきや、日本では見慣れない絵がありました。
肥満の人を表す表示です。ペルナンブーコ州では今のところ同じような看板を見かけたことがないので、州によって取り扱いが違うのかもしれません
続きを読む
この間、日系二世の女性に「日本語は話しますか?」という質問をしたところ、「昔は理解したけど、もう長いこと使っていないから忘れてしまった。わたしは、パラグアイの日本人なんです」という回答が返ってきました。
しかし彼女は、ブラジル生まれの日系二世であり、パラグアイとはなんのゆかりもありません。それでは、なぜ「パラグアイの日本人」になるのでしょう。
続きを読む
お酒が好きな呑み助が覚えておくと便利なポルトガル語の表現の一つに、「サイデイラ」という表現があります。これは、直訳すると「最後の一杯」という意味です。しかし、サイデイラは実際には「最後の一杯」という意味では使われていません。
デザートも終わって、そろそろ帰ろうかという雰囲気になってきた頃、呑み助は「じゃあ、サイデイラを頼もうか?」と言います。すると…。
続きを読む