リヴラリーア・クウトゥーラがFnacのブラジル事業を買収か

2017年 07月 24日
リヴラリーア・クウトゥーラ

サンパウロ市中心部、パウリスタ大通りの文化的拠点といえば、リヴラリーア・クルトゥーラとFnac(フナッキ)。書籍などの品ぞろえの豊富さのみならず、店内の独特の空間設計が文化の香りをより高めている。

その二つが運営面で統合されるというニュースが入ってきた。

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「世界のともだち」が第64回産経児童出版文化賞の大賞を受賞

2017年 05月 5日
ブラジル 世界の世界のともだち

5月5日(金)、第64回産経児童出版文化賞の受賞作8点が発表され、大賞に、世界各国のこどもたちの暮らしぶりに気鋭の写真家が密着した写真絵本シリーズ「世界のともだち」(全36巻)が選ばれた。

同シリーズには、写真家の永武ひかるさんが手掛けた「ブラジル 陽気なカリオカ ミゲル」も含まれている。

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ブラジル社会論の古典「ブラジルのルーツ」、80周年仕様で復刊

2017年 04月 21日
セルジオ・ブアルキ・ジ・オランダ

進んだヨーロッパを仰ぎ見ては、自国が有色人種混淆の後進社会である、と劣等感を抱きタメ息ばかりついていたブラジルのインテリ層がブラジル的価値に目覚め、ポジティブに評価するようになるのは1930年代以降である。

1922年にサンパウロで産声をあげたモデルニズモ(近代主義)運動が発火点となったが、ブラジル社会論としては、米国で文化相対主義的視点を学び取ったジルベルト・フレイレ(1900~1987)の「大邸宅と奴隷小屋」(初版 1933年)、ドイツのウェーバー社会学を柔軟に吸収したセルジオ・ブアルケ・デ・オランダ(1902~1982)の「ブラジルのルーツ(Raízes Do Brasil)」(初版1936年)、の二冊がパイオニア的古典となっている。

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レンソイス国立公園をドローンで撮影してみた

2016年 12月 26日
ドローン

ドローン撮影をしながら世界を一周した山口千貴・真理子夫妻が、400日間にわたる旅の足あとを1冊にまとめた著書「ドローン片手に世界一周 空飛ぶ絶景400日」を12月16日に出版した。

著者名はHoneymoon Traveler名義となっており、夫妻が同名義で公開しているyoutube映像は、BBCニュースに取り上げられたことから世界中で話題となった。同書には、未公開映像を含めた各地の絶景動画をまとめたDVDが付けられている。

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ミス・ブラジルは「星の王子さま」がお好き

2016年 12月 18日
星の王子様 ブラジル

フランス人のアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ(1900-1944)によって1943年に書かれた「星の王子さま」は200カ国語以上に翻訳され、聖書の次に最も売れている本の一つと言われています。

ブラジルでは毎年30万部が売れ続けています。

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F1公認、歴代名車が1/43スケール・ダイキャスト製モデルで登場

2016年 12月 14日
デアゴスティーニ F1マシン

デアゴスティーニ・ジャパンは12月13日(火)、隔週刊のマガジンシリーズ 「F1マシンコレクション」を、2017年1月10日(火)から発売開始することを発表した。

「F1マシンコレクション」には、F1を運営、統括する組織Formula One Management公認による、F1史上に輝いた歴代の名車のダイキャストモデルがついてくる。

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「オルフェウ・ダ・コンセイサォン」日本語版出版記念イベント

2016年 11月 30日
オルフェ 福嶋伸洋

マルセル・カミュ監督の映画「黒いオルフェ」(1959年)の原案としても知られる、ヴィニシウス・ヂ・モライスの戯曲「オルフェウ・ダ・コンセイサォン」の邦訳書が、文学者・福嶋伸洋氏の訳で刊行された。

ギリシア神話の中の”オルフェウスの冥府下り”のエピソードを、リオデジャネイロのファヴェーラを舞台に置き換えて書かれた物語「オルフェウ・ダ・コンセイサォン」。

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保見団地の日々を綴ったドキュメンタリー写真集、発売に

2016年 11月 25日
保見団地

約3,000人のブラジル人が暮らすという愛知県豊田市保見団地を舞台にしたドキュメンタリー写真集「Familia 保見団地」が11月25日(金)、Vice Media Japanから発売された。

Vice Media Japanは、世界37カ国を拠点に独自の映像コンテンツを展開するデジタルメディア『VICE』の日本支部。

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