自動車業界、過剰在庫で人員整理や集団休暇不可避か

2014年 10月 7日
サンパウロのフォルクスワーゲン工場

9月末現在、自動車工場や販売店の抱える在庫は40万4500台で、同月中に生産された30万800台を10万3700台を上回った。

業界では過剰在庫と販売不振のため、集団休暇や希望退職といった形での人員整理や生産調整を余儀なくされる見込みだと(10月)7日付エスタード紙が報じた。

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サンパウロの日本館60周年記念事業でジャルジン・ホンダ完成

2014年 10月 7日
ジャルジン・ホンダ

日本館60周年記念事業の一環として企画されていた「ジャルジン・ホンダ」の造園完成披露式が9月25日に行われた。

同館を管理するブラジル日本文化福祉協会の木多喜八郎会長、資金援助を行った南米ホンダグループのパウロ・シュウイチ・タケウチ統括担当取締役、植物監修をしたカイ・ガーデン社のヒカルド・カルディン氏が喜びの挨拶を行った。

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サンパウロ市と地元商店、3月25日通りの車両封鎖をめぐる攻防

2014年 09月 10日
3月25日通り

サンパウロ市政府は、同市旧市街区(セントロ地区)の3月25日通りと近辺の一帯を車両通行止めにする計画があると、市のジウマール・タット交通局長が語ったと、現地メディア(「エスタダォン」9月6日づけ)が報じた。

また交通工学公社(CET)は、同地域にシクロファイシャと呼ばれる、日曜、祝日のみの自転車専用レーンを設置する予定だという。

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サンパウロ市にWi-Fiとエアコン装備のバス登場。画像認証で不正乗車も判別

2014年 09月 4日
サンパウロwi-fiバス

サンパウロ市の市バスが進化している。フェルナンド・アダジ・サンパウロ市長(PT)とジウマール・タット交通局長は9月2日(月)、新機能を備えた20台のバスを導入したことを公表した。

これらのバスはエアコン、数台に無料Wi-Fi、そして監視カメラを備えている。現地メディア(「G1」同日づけ)が報じた。

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アイルトン・セナ没後20年。サンパウロで追悼イベントはじまる

2014年 09月 2日
1993年のアイルトンセナ

F1ドライバーのアイルトン・セナの没後20年を記念し、サンパウロ市のヴィラ・オリンピカ・ショッピングセンターで、9月21日まで「セナ 記憶の中に、心の中に」展が開催されている。

セナへの敬意を表した展示会には、俳優のチアゴ・ラセルダやハイムンド・ジアネッキーニ、TV司会者のオタビオ・メスキータ、造形美術家のゼザォンやレティシア・マトス、ブラジル代表サッカー選手のダニエウ・アウヴェスら、各界の著名人30人も参加している。会場には、各人がデザインしたヘルメットも展示されている。

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GMが930人をレイオフ。自動車業界で相次ぐ生産縮小策

2014年 08月 27日
GM大量レイオフ

約4500人の従業員を抱えるサンパウロ州内陸部タウバテ市のフォルクスワーゲン工場では25日、10日間の集団休暇が始まった。現在は管理部門のみが機能している。休暇に入った人数は明かされていない。

今年(2014年)に入ってブラジル国内の自動車業界は売り上げが落ち込んでいる。各メーカーは生産活動を控える措置を次々に取っており、この集団休暇もその一環だ。

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公共サービスから観光利用まで、広がるセグウェイ利用

2014年 08月 24日
セグウエイ

立ち乗り走行用の電気自動二輪車セグウェイの公共利用がブラジル各地で広がりつつある。

セグウェイはアメリカ合衆国の発明家ディーン・ケーメンが中心となり発案され、2000年代初頭に実用化されている。2002年にアメリカ合衆国で一般発売され、2004年以降はワールドワイドで展開を開始。ブラジルには2006年に上陸した。

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GMがブラジルに大規模な投資計画。5年で65億レアル

2014年 08月 17日
メアリー・バラ

ジェネラル・モータース(GM)のメアリー・バーラ社長兼最高財務責任者が(8月)14日にブラジルを初訪問し、ジウマ大統領に5年間で65億レアルという大型投資を行う意向を伝えた。

5年間で65億レアルという投資額はブラジル向けの投資としては史上最高の額となるが、今年1月に社長に就任したメアリー氏によれば、14~18年に行う投資は10月の統一選挙で政権が変わっても変更される事はないという。2009~2013年のブラジルへの投資額は57億レアルだった。

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