アイルトン・セナ没後20年。サンパウロで追悼イベントはじまる

2014年 09月 2日

1993年のアイルトンセナ

F1ドライバーのアイルトン・セナの没後20年を記念し、サンパウロ市のヴィラ・オリンピカ・ショッピングセンターで、9月21日まで「セナ 記憶の中に、心の中に」展が開催されている。

セナへの敬意を表した展示会には、俳優のチアゴ・ラセルダやハイムンド・ジアネッキーニ、TV司会者のオタビオ・メスキータ、造形美術家のゼザォンやレティシア・マトス、ブラジル代表サッカー選手のダニエウ・アウヴェスら、各界の著名人30人も参加している。会場には、各人がデザインしたヘルメットも展示されている。

「没後20周年を記念して30名の方々に、単に敬意を表明するだけではなく、デザインを通して、それぞれの方々とセナとの交流の歴史、想い出を語っていただこうと思いました」とアイルトン・セナ研究所マーケティング部長のイリネウ・ヴィラノヴァ・ジュニオル氏は語る。

展示会ではセナが1994年のブラジルグランプリで使用したヘルメットも展示される。

「セナ 記憶の中に 心の中に」展は、ヴィラ・オリンピカ・ショッピングセンター(Rua Olimpiadas, 360 電話:11・4003・4173)で、9月21日までの月曜日~土曜日の午前10時~午後10時に開催中。入場は無料。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Paulo Pinto/Fotos Públicas (28/03/1993))
写真は1993年3月28日、F1ブラジルグランプリで優勝を祝すセナ