ジウマ大統領、新財務相らと会議。ガソリン税復活か

2014年 11月 27日
ネウソン・バルボーザ

ジウマ大統領は(11月)25日、第2次政権の新たな経済スタッフと会議を行い、さらなる経済スタッフの陣容や今後の経済政策などについて話し合った。26日付伯字紙が報じている。

26日に行われた会議には、ギド・マンテガ氏の後任財務相と目されているジョアキン・レヴィ氏はじめ、企画相に予想されているネルソン(ネウソン)・バルボーザ氏、中央銀行総裁を続投する見込みのアレッシャンドレ・トンビニ氏、アロイージオ・メルカダンテ(メルカダンチ)官房長官が出席した。

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電気自動車で燃費節約、5カ月で約26万5000円節約に。ブラジル、クリチーバ市のプロジェクト

2014年 11月 25日
クリチバ市電気自動車

パラナ州クリチバ(クリチーバ)市が小型の電気自動車を10台購入したところ、5カ月間の燃費がガソリン車より82%も安くなり、5700レアル節約できた上、環境にも優しい事が確認された(11月23日、クリチバ市が公表)。

電気自動車10台が5カ月間で走った距離は2万4千キロを超えたが、この間の電気代は1200レアル。従来使っていたガソリン車ならば、この距離を走るには6900レアルかかり、5799レアルの節約出来た。

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ブラジル国内で起業するのに最も環境が整っている都市はフロリアノーポリス市

2014年 11月 22日
フロリアノーポリス

起業家を支援する団体「エンデヴァー」が、起業家を歓迎している14州の州都について調査した結果に基づいた起業都市インデックスを公表した。発表は11月24日付けとなっている。

同インデックスによると、ブラジル国内で起業するのに最も環境が整っている都市はフロリアノーポリス(サンタカタリーナ州)という結果が出た。

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ブラジルの誇りは自然環境と天然資源と考える人が半数以上。スポーツや文化を上回る

2014年 11月 19日
トゥッカーノ

世界自然保護基金(WWF)ブラジル支部の研究によるとブラジルの人口の82%が、国の自然が適切な保護を受けていないと考えていると公表した。

調査を行ったのはブラジル世論統計院(IBOP)で、11月18日(火)、オーストラリアのシドニーで開催された世界公園会議の中でこの統計が発表された。

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ペトロブラス贈収賄事件、労働者党(PT)や民主運動党(PMDB)へも贈賄の新証言出る

2014年 11月 17日
ペトロブラス贈収賄捜査

(11月)14日に行われた連邦警察によるペトロブラス(PB)贈収賄工作に関するラヴァ・ジャット作戦第7弾では大企業の幹部を中心に大量の逮捕者が出たが、それ以前の作戦で逮捕された容疑者の一部が労働者党(PT)や民主運動党(PMDB)に贈賄行為を行なったと供述している。16日付フォーリャ紙などが語っている。

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ブラジルの太陽光リザーブ電力入札、史上最安値で落札

2014年 11月 16日
太陽光発電ブラジル

8時間の交渉の後、10月31日(金)にサンパウロで開催された太陽光、風力、バイオマスなど代替エネルギーのリザーブ電力入札で、太陽光に関して史上最安値の落札価格を記録したという。

入札前には、太陽光エネルギーでは容量500メガワットの入札が予測されていて、楽天的な見通しでは入札価格は1メガワット当たり250ヘアイス(約1万1167円)が期待されていたという。

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少雨や干ばつで、イタイプーダム(ブラジル)、発電量世界一の座から転落か。三峡ダム(中国)に座を譲る!?

2014年 11月 6日
イタイプーダム

記録的な少雨や干ばつが、イタイプー発電所を世界一の座から引き摺り下ろす…。

イタイプー発電所が操業開始以来、初めて、発電量世界一の座を中国のトレース・ガルガンタス(三峡ダム水力発電所)に譲る事が必至となったという。

2014年はまだ2カ月を残しているが、10月末時点のイタイプー発電所の発電量は、過去最高を記録した2013年の実績より10.2%少なく、14年を終える時点では、昨年の11か月分の電力しか発電できないと見られている。全国電力システム運営機構(ONS)によれば、1~10月の発電量は、昨年同期より19%減っているという。

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