ブラジルで、非営利団体が医療向けの補助金約12億円を横領

2016年 10月 16日
マラニョン州医療補助金詐欺

TVグローボが10月上旬に報道番組「ジョルナウ・オージ」で伝えたところによると、北東部マラニョン州サンルイス市で医療向け補助金の横領事件が発覚したという。

連邦警察の捜査関係者によると、この補助金はがん治療設備の拡充に使われるべきものだったが、実際には高級車や飛行機の購入に充てられていた疑いがあるとのことだ。

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ロート製薬、ブラジルへの進出活動について

2016年 09月 13日
マイラ・コズメチコス

ブラジルに初めて来たのは2009年の夏で、最初に驚いたのはアポイント取得の難しさだった。

出発前に各方面にメールで依頼したが、日系企業の方々とは約束できたが、非日系の団体や企業とはできなかった。

しかし、ABIMIPという一般薬協会だけは受けて貰え、事務局のG氏と面談できた。一つできると、そこから芋づる式に多くの企業や人々と面談でき、アミーゴ社会とはこの事かと認識した。

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リオ・オリパラ選手村、スーパーフードからハラルフードまで用意

2016年 08月 14日
オリンピック選手村 食事

アホース・コン・フェイジョン(煮た味付けインゲン豆をごはんにかけて食べる料理)、シュハスコ、ココナッツ・ウォーター、そしてアサイー、タピオカ、ポンデケージョ、ブリガデイロ、ファロッファ…。。

1万8000人が収容できるリオデジャネイロ・オリンピック・パラリンピックの選手村での食事の中に、各国のアスリートのための多様な料理に加え、数々のブラジル料理が用意されている様子をサンパウロ市のオーガニック・レストラン「ルマンジュ・オーガニック」が紹介している。

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森林保全とジカウィルス対策の一石二鳥作戦始動

2016年 07月 13日
アクリ州シャプリ ゴム

オリンピックの開催期間中ブラジル政府は、900万個のコンドームを旅行者やアスリート、コーチ、ジャーナリストなどリオデジャネイロを訪れる人々や、地元住民に配布すると現地メディア「オ・グローボ」、「エスタダォン」などが伝えている。

ブラジル保険省のエイズ・ウィルス性肝炎部のアデーリ・ベンザケン医師がこの配布プロジェクトを資料で明らかにしたという。

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“いちサンバダンサー”がリオで実感するジカウィルス感染症事情

2016年 07月 11日
工藤めぐみ サンバ リオ

「日本の報道で、リオはジカ熱が凄いので危険とか、治安が凄い事になってる、とかよく聞くけど、大丈夫ですか? 現地に居て、どう感じますか?」という質問をよくいただきます。

そして、この質問は全部、女の子からなんですよね!

オリンピック時期に合わせてリオに来た日本人として、何かアドバイスできればと思い、現状について書いてみようと思います。ただし、あくまでも、日本からリオに来ているサンバダンサーの一意見として聞いて下さいね!

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ブラジル、新型インフルエンザの犠牲者102名に

2016年 04月 25日
ブラジル インフルエンザ

今、ブラジルで、政治の混乱と同時にホットなニュースは、治安問題でもなく、ジカウィルスでもデング熱でもなく、A型インフルエンザである。

4月12日づけのブラジル各紙によると、死者はブラジル全土で102人に増加。サンパウロ州保健局の発表では、同州だけで70人を超えたようだ。

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ブラジルのオーガニック食品生産者、2年間で倍増

2016年 04月 18日
オーガニック市場 ブラジル

不況・政局不安の中であっても、楽しむことへの貪欲さを失わないのがブラジル人。いいもの・おいしいものを食べたい、という気持ちは、生産者を取り巻く環境も徐々に変えつつあるようだ。

TVグローボの番組「グローボ・ヘポルテル(レポーター)」が4月15日づけで伝えたところによると、2014年から現在(2016年4月)までの2年間で、オーガニック食材の生産者が約2倍に増えたという。

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日本とは異なるブラジルの医療事情

2016年 03月 30日
リオデジャネイロ ブラジル 病院事情

日本では、健康保険に加入して、病院に行くと自己負担は三割までというのが当たり前になっていますが、ブラジルでは医療事情が日本とは大きく異なります。

ブラジルの病院に行くと、窓口で次のように聞かれます。「私費ですか、それとも保険ですか?」

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