リオ五輪聖火リレー最終日、キリスト像へ

2016年 08月 5日
五輪聖火 キリスト像 リオ

いよいよ開幕間近となったリオデジャネイロ・オリンピック。聖火リレーも最終日となった8月5日(金)の早朝6時45分ごろ、コルコバードの丘のキリスト像(クリスト・ヘデントール)に運ばれた。現地メディア「オ・グローボ」が伝えている。

約3か月にわたってリレーが続けられてきた聖火は、この日、元バレーボール選手のイザベウ・サウガードさんの手に渡された。

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経済危機でユダヤ系ブラジル人のイスラエル移住が増加

2016年 07月 15日
ユダヤ系 ブラジル

世界有数の多民族国家・ブラジルは日本国外で最大の日本人コミュニティを有する。そしてそんなブラジルには、日本を含む東アジア系だけでなくヨーロッパ系、アフリカ系、アラブ系、インド系と様々な出自を持った人々が移民として定住し、共生している。ブラジル出身のスーパーモデルたちは様々な民族の血を受け継ぎ、その奇跡的なハイブリッド具合はファッション業界を魅了し続けている。

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カーニバルより盛り上がる!? フェスタジュニーナ(6月祭)の起源

2016年 06月 20日
フェスタジュニーナ

ノルデスチ(ブラジル北東部)では、毎年6月になると各地で祭りが開催されます。この祭りのことを、6月の祭り(=フェスタ・ジュニーナ)と呼びます。

日本ではカーニバルに比べると認知度は低いですが、地域によってはカーニバルと肩を並べるほどか、それ以上に重要視されているお祭りです。

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コルプスクリスチ(聖体の祝日)名物、砂のカーペット

2016年 06月 4日
コルプスクリスチ カーペット 砂

5月26日(木)、ブラジルは「コルプス・クリスチ(Corpus Christi、聖体の祝日)」と呼ばれる祝日でした。

「コルプス・クリスチ」は、「キリストの身体」という意味があります。Corpusというのは、ラテン語で「体、かたまり」という意味の単語です(キリストの身体と聞いて、思わずジョニィ・ジョースターが思い浮かぶ人は、ジョジョの読みすぎです)。

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日本生れのブラジル人少女が記した「わたしのふるさと」刊行

2016年 04月 3日
わたしのふるさと

ブラジルで電子出版されている11歳の少女が記した絵本「ド・オウトロ・ラード・ド・ムンド(地球の反対側から)」の邦訳版「わたしのふるさと」が、キンドルで発売された。

「わたしのふるさと」の著者はヤスミン・ジガンシンさん(11、ブラジル在住)。母親はブラジル人でカトリック教徒、父親はロシア人でイスラム教徒。ヤスミンさんの両親が出会ったのは2002年、日本でのことだった。

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ブラジルの復活祭(パスコア)商戦、新しいフェーズに突入

2016年 03月 22日
パスコアのアイスクリーム

3月27日、ブラジルでも復活祭(イースター)を迎える。ブラジルでは「パスコア」と呼ばれるこの日を祝う席に欠かせないのが卵型チョコレート。

毎年この時期にはこの卵型チョコをめぐるパスコア商戦が繰り広げられるが、長引く経済の低迷が関連業界の勢力地図に変化をもたらしているようだ。

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