ブラジル人選手パトリックへの人種差別投稿、ブラジルでも話題に

2015年 12月 1日
パトリック

ガンバ大阪に所属するブラジル人選手FWパトリックに対し、SNSで人種差別的な発言が投稿された事件が、ブラジルのメディアでも取り上げられ、波紋を読んでいる。

11月28日(土)、埼玉スタジアムで行われたJリーグチャンピオンシップ準決勝、浦和レッズ対ガンバ大阪の試合で、1得点をあげたブラジル人選手であるFWパトリックに対し、レッズのサポーターによる人差別的表現がツイッターに投稿された。

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ヴァーリ(ヴァーレ)、サステナビリティ企業インデックスの構成銘柄から外される

2015年 11月 30日
ヴァーリ

現地紙「オ・エスタード・ヂ・サン・パウロ」が11月26日づけで伝えたところによると、鉱物資源採掘・加工最大手のヴァーリ(ヴァーレ)社が、2016年以降、サステナビリティ企業インデックス(ISE)の構成銘柄から外されることが決まったという。

ヴァーリはミナスジェライス州マリアナ市で決壊して環境汚染を引き起こしている鉱山廃水貯蔵ダムを管理するサマルコ社の50%の権利を有している。

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決壊した鉱山廃水貯蔵ダムの汚染泥土、大西洋岸に到達。ウミガメなど海洋生物への影響の懸念高まる

2015年 11月 24日
鉱山廃水ダム汚染泥土 エスピリットサント州に到達

ミナスジェライス州マリアナ市の鉱山廃水貯蔵ダム決壊事故から18日目、ダムから流出した汚染泥土がドーシ川を下り、大西洋岸に到達した。

グローボ系ニュースサイト「G1」他、ブラジルの現地メディアが11月22日づけで報じたところによると、ドーシ川河口にあたるエスピリトサント州北部リニャーレス市の海岸に、ダムから流出した汚泥の到達が確認されたという。

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日本で暮らすブラジル人たちの素顔に迫る映像ドキュメンタリー・シリーズ「O Outro Lado do Mundo・軌跡 ~在日ブラジル人の25年~」第四話「ボランティア」公開

2015年 11月 20日
田中ルジア

日本各地でさまざまな生活を営むブラジル人の姿を追った映像ドキュメンタリー・シリーズ「O Outro Lado do Mundo・軌跡 ~在日ブラジル人の25年~」(全11話、日本語字幕つき)の第四話「ボランティア」が公開された。

今回登場するのは、在日ブラジル人を含む、日本で暮らす外国人の生活の中に飛び込み、彼らをサポートする社会活動に心身を砕く3組の女性活動家だ。

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サルヴァドールでも、ラセルダ・エレヴェータがトリコロールにライトアップ

2015年 11月 19日
サルヴァドールのラセルダ・エレヴェータ フランスとの連帯

テロ攻撃の対象となったフランスとの連帯を示し、公共の施設や建造物などを同国の旗の色にライトアップする動きがブラジル各地で広まっている。

バイーア州サルヴァドールでは、同市のシンボルのひとつラセルダ・エレヴェータがトリコロールでライトアップされた。11月17日(火)、同市が広報した。

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「ドーシ川は死んだ」ーー。鉱山廃水貯蔵ダム決壊後、ミナスジェライス州で水質検査を行った研究員らが公言

2015年 11月 16日
鉱山ダム決壊事故後のベントホドリゲス

ブラジルのミナスジェライス州マリアナ市の鉱山廃水貯蔵ダム決壊で汚泥がなだれ込んだドーシ川(Rio Doce)は、泥に含まれる重金属等により回復不能なレベルに汚染されているという。

調査に携わった専門家たちは「ドーシ川は死んだ」と公言していると、グローボ系の科学、健康などの情報を扱う専門誌「ガリレウ」電子版が11月13日づけで報じた。

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ブラジルでも「フランスとの連帯」表明。リオのキリスト像や競技場などがトリコロールに彩られる

2015年 11月 16日
フランスのテロ フレンスとの連帯 リオ キリスト像

ブラジルではリオデジャネイロのキリスト像が11月14日(土)の夜から、フランス国旗のトリコロールにライトアップされはじめた。

ライトアップはリオ大司教区の指揮下で行われたという。キリスト像を管理しているオマール神父は、パリで13日(金)に起きた同時多発テロによる犠牲者に祈りをささげた。現地メディア「G1」(同日づけ)が伝えている。

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