ブラジルで…念願の飲酒運転(!?)を初体験

2015年 02月 3日
ブラジルのガソリンスタンド

ブラジルではサトウキビ等から作られたエタノール(アルコール)が、普通にガソリンスタンドで売られています。「レギュラー、ハイオク(というか添加ガソリン)、アルコール?」の三択が多いです。

6年前にブラジルに来たばかりのころは「アルコール」と書かれていましたが、その後、法律か何かで表記が変わり、「エタノール」となっています。

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サンパウロで、週に5日断水2日給水プランを背景に貯水タンクの買占め起こる

2015年 02月 3日
ビリングス貯水湖

サンパウロ州政府は1月30日、水不足問題対策として、アウト・チエテ水系にビリングス湖(貯水池)から水をひく水路の建設を最優先課題として始める方針を明らかにした。

また、先週非公式に明かされた5日間断水、2日間給水の計画断水プランが、市民の間に貯水タンクの買占めを引き起こしている様子を1月31日から2月1日の伯字各紙が報じている。

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北東部における風力発電の成功事例に注目集まる。渇水からの電力不足を背景に

2015年 02月 2日
リオグランヂドノルチ風力発電

ブラジルの電力供給源で最も比率が高いのは水力発電である。そのため、昨年来の異常渇水により、多くの地域で節水と節電が義務付けられ始めている。

そんなブラジルにも、電力不足と無縁の州がある。北東部のリオ・グランヂ・ド・ノルチ州だ。

TVグローボが1月31日、番組「ジョルナウ・オージ」で報じたところによると、同州の主要な電力供給源は風力発電で、発電所は州内の電力需要をすべてまかなって余るほどの電力を供給しているという。

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水不足はサンパウロだけに非ず。ヴィトーリア(エスピリットサント州)は6週間も降水ゼロ

2015年 01月 31日
ヴィトーリア、カンブリビーチ

ここ数年続く少雨に伴い、サンパウロ州では州内で最大の水源カンタレイラ水系の枯渇が心配され、給水制限がいよいよ間近とも言われている。

しかし現在、サンパウロ州も属するブラジル南東部では、雨そのものが6週間降っていない州都が存在する。

サンパウロが雨が少ないと言っても、実は今年の夏に関して言えば、昨夏より降水量自体は増えている。1月のカンタレイラ水系の降水も(1月)29日午前9時現在で147ミリで、昨年(2014年)同月の87ミリを既に60ミリほど上回っている(30日も雨が降ったため、月間雨量はさらに更新の見込み)。ただ、1月の平均降水は274ミリで、それには大きく及ばない。

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ガソリンなど、2月1日から値上げへ

2015年 01月 30日
ブラジルのガソリンスタンド

連邦政府が(1月)19日にガソリンやジーゼル油への経済支配介入納付金(Cide)の復活を発表した事を受け、2月1日から燃料の消費者価格が上がる見込みと29日付「G1」サイトなどが報じた。

Cide並びに社会統合基金(PIS)/社会保険融資納付金(Cofins)の増税額は、ガソリンが製油所の出口価格でリットル当たり0.22レアル、ジーゼル油は同0.15レアル。連邦政府はこれにより、121億8千万レアルの税収増と踏んでいる。

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水不足のサンパウロ、水道使用を週2日にする計画断水案も浮上

2015年 01月 29日
サンパウロ州水不足への抗議

水不足の続くサンパウロ州では最悪の場合は「1週間に5日間断水する」(計画断水)プランが計画されており、その採用が4月上旬を目処に検討されていると28、29日付の伯字各紙が報じている。

ジェラルド・アルキミン(ジェラウド・アウキミン)サンパウロ州知事(民主社会党・PSDN)によれば、同措置は、現在貯水率が5.1%まで落ちているカンタレイラ水系を枯渇の危機から救う最終手段だ。

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