レアアース埋蔵量世界2位のブラジルは、「戦略的空白」を抱えていると専門家が指摘

2026年 05月 13日
cristais_niobio

ブラジルのレアアース埋蔵量は約2,100万トンに上り、中国(約4,400万トン)に次いで世界第2位の規模とされるが、国土の約25%しか地質調査が進んでおらず、未発見の潜在力は大きいとみられている(画像:Portal Gov.br)

ブラジルは鉱物資源を管理するための法的手段を備えているものの、それを産業発展へと結びつけることに失敗している――。そう指摘するのは、気候正義と気候法の専門家であるルシアーナ・バウエル氏だ。

続きを読む

USAレアアース(USAR)がブラジルのレアアース鉱山会社を買収

2026年 04月 21日
image_33ccd505

4月20日、米国企業USAレアアース(USAR)がブラジルのレアアース鉱山会社セーハ・ヴェルジの買収を発表した(画像は生成AIによるイメージです。実際の金属の画像ではありません)

ブラジルのレアアース採掘企業セーハ・ヴェルジが、米国の鉱山会社USAレアアース(USAR)によって買収された。取引額は約28億米ドルに相当したと、両社が4月20日(月)に発表した。

続きを読む

中東情勢の緊迫化を受けて、ブラジル石油・ガス・バイオ燃料協会が警戒を呼び掛ける

2026年 03月 4日
68892d86-0226-494c-bc2c-d42be5868b95

3月2日、テヘラン(イラン)。イラン赤新月社(IRCS)は、米国とイスラエルによる一連の攻撃により、国内で少なくとも555人の民間人が死亡したと発表した(写真/RS/via Fotos Públicas)

中東での武力衝突が深刻化すれば、石油・ガス市場に影響が及ぶ可能性がある――。ブラジル石油・ガス・バイオ燃料協会(IBP)は声明で、ホルムズ海峡の封鎖リスクを最大の懸念として挙げ、警戒を呼びかけた。

続きを読む

CCBJアワード・パーソン・オブ・ザ・イヤー2017、新日鐵住金の進藤孝生代表取締役社長が受賞

2018年 07月 7日
CCBJ アワード

毎年、日本・ブラジル間のビジネスに最も尽力したビジネスパーソンに贈られるCCBJアワード・パーソン・オブ・ザ・イヤーの発表及び授賞式典が、7月3日(火)、東京・代々木にある駐日ブラジル大使公邸で行われた。

このアワードは在日ブラジル商工会議所(CCBJ)の会員の投票により選出されるもので、受賞者には、日本人移民造形作家、大竹富江のデザインによる記念トロフィーが贈呈される。

続きを読む

サマルコ社の鉱山廃水ダム決壊事故、史上最悪規模に認定

2016年 01月 27日
サマルコ ダム 史上最悪

2015年11月に起きた、ブラジル、ミナスジェライス州マリアナ市のベント・ホドリゲス地区を壊滅させた、サマルコ社の鉱山廃水ダム決壊事故。

これは、過去100年間の世界史上最悪規模の災害だと、1月15日づけ「エザミ」が報じた。

これまでの記録にある大規模なダム事故では、1982年にフィリピンで起きた汚泥2800万立方メートルの事故、および、1992年に同じくフィリピンで起きた汚泥3220万立方メートルの事故があるという。

続きを読む

ヴァーリ(ヴァーレ)、サステナビリティ企業インデックスの構成銘柄から外される

2015年 11月 30日
ヴァーリ

現地紙「オ・エスタード・ヂ・サン・パウロ」が11月26日づけで伝えたところによると、鉱物資源採掘・加工最大手のヴァーリ(ヴァーレ)社が、2016年以降、サステナビリティ企業インデックス(ISE)の構成銘柄から外されることが決まったという。

ヴァーリはミナスジェライス州マリアナ市で決壊して環境汚染を引き起こしている鉱山廃水貯蔵ダムを管理するサマルコ社の50%の権利を有している。

続きを読む

周辺の河川の汚染物質が許容量の13,000倍。ミナスジェライス州鉱山廃水貯蔵ダム決壊事故で

2015年 11月 15日
ミナスジェライス鉱山廃水 汚染泥土

11月5日(木)に起きた、ミナスジェライス州マリアナ市での鉄鉱石・ペレット生産会社のサマルコ社が管理する廃水貯蔵ダムの決壊後、日を追うごとに被害の甚大さが明らかになってきている。

汚染泥土が貯蔵ダムから流出した際、泥水の高さが場所によっては20メートル以上に達し、その様子を現地メディアは「泥の津波」と形容している。

続きを読む