カイピリーニャはもともとは「薬」だった!?

2017年 05月 27日
サンパウロ ピラジャー カイピリーニャ

もしかしたらカシャッサ、またはピンガというお酒の名前はあまり聞いたことがなくても、カイピリーニャなら知っている、という方は少なくないかもしれない。

カシャッサをベースにしたカクテルには、各種フルーツやその絞り汁などを入れて作る「バチーダ」から、チンザノなどビター系のお酒とミックスした「ハーボ・ジ・ガーロ」までいろいろあるが、国内外でその名が知られ、最も有名なのが「カイピリーニャ」だろう。

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日本のホテルやレストラン関係者がブラジル流朝食”カフェ・ダ・マニャン”を体験

2017年 05月 26日
ブラジル 朝食

駐日ブラジル大使館は5月12日、ブラジルのホテルで提供される朝食サービスやブラジルの朝食のスタイルを日本でも広く知ってもらおうと、駐日ブラジル大使公邸に都内の一流ホテルやレストランの関係者を招き、朝食をふるまうイベントを開催した。

参加者たちは、ミナス風チーズ、トロピカルフルーツのジュース、アサイーボウル、ブラジルではポピュラーなタピオカ粉を使ったさまざまなメニューなど、ブラジルの豊かな自然が育む多様な産品を生かしたメニューを堪能した。

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ブラジルの食肉加工業最大手JBSにインサイダー取引疑惑

2017年 05月 21日
インサーダー ブラジル

現在、連邦警察の汚職捜査の渦中にあるブラジル食肉業界最大手企業、JBSに対して証券取引委員会も動き出した。

グローボ系ニュースサイト「G1」が5月19日づけで伝えたところによると、18日から19日にかけてブラジル証券取引委員会(CVM)は、JBSが行った5つの市場取引に関して調査手続きを開始したという。

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熟成カシャッサの飲み比べとカイピリーニャ作りのワークショップ

2017年 05月 21日
カイピリーニャ

日本ブラジル中央協会は、ブラジル直輸入の個人酒蔵による熟成カシャッサ(カシャッサ・アルテザナウ)の飲み比べのほか、カイピリーニャ作りも体験できる「カシャッサを楽しむ会」を6月3日(土)に開催する。

蒸留酒の中では世界で3番目に多く消費されているという、サトウキビを原料とするブラジル産のカシャッサ。

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ブラジルの国民酒「カシャッサ」とは何か<3>沖縄で「カシャッサ」が造られている!?

2017年 05月 21日
カシャッサ ラム 違い

「カシャッサ」と一般的な「ラム」の大きな違いは、「カシャッサ」が、サトウキビの絞り汁(「ガラッパ」)を発酵させた醸造アルコールを蒸留して造るのに対し、「ラム」の多くは、サトウキビから砂糖を精製する際に生まれる副産物の糖蜜(「モラセス」ブラジルでは「メラッソ」)を蒸留して造る。

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ブラジルの国民酒「カシャッサ」とは何か<2>「カシャッサ」と「ラム」の違い

2017年 05月 21日
カシャッサ ラム

「カシャッサ」には無数の呼び名があり、「ピンガ」、「カニーニャ」などのほかにも、スラングのような呼び方がブラジル全国で数え切れないほどあるという。

「ダナーダ(いたずらっ子、または、いけない人)」、「コベルトール・ジ・ポーブリ(貧しい人の毛布)」、「アグア・キ・パッサリーニョ・ナォン・ベビ(小鳥は飲まない水)」、「アマンサ – ソグラ(姑を手なづける)」、「ソセッガ – レアォン(ライオンを大人しくさせる)」など庶民的でユニークな呼び方が500以上もあるといわれている。

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「アペリティフ in 東京2017」、21日(日)まで開催

2017年 05月 20日
アペリティフ2017

5月19日(金)、食文化と共にフランス流ライフスタイルを伝えるイベント「アペリティフ in 東京2017」(主催/フランス農業・農産物加工業・林業省、SOPEXA JAPON(フランス食品振興会))が、代官山ヒルサイドテラスで開幕した。

アペリティフ(ポルトガル語ではアペリチーヴォ)とは、食前酒という意味だけでなく、フランスでは食事を始める前に飲み物とアミューズ(おつまみ)で友人たちとお喋りに興じる、素敵な時間の過ごし方のことで、ライフスタイルを大切にするフランスでは、日々の生活の中に「ゆとりのひととき」=「アペリティフを楽しむ習慣」を取り入れているという。

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