お土産物に見る、リオのデザインの変遷を紹介「頭のてっぺんからつま先までリオ!」展

2014年 07月 17日

リオお土産展

頭のてっぺんからつま先までリオ3

会場の2つめのパートは、ベト・フェリシオによる写真を中心とした展示となっている。ポルトガル様式の石畳舗道からキリスト像まで、リオのイメージを取り入れたお土産物が売られているお店や、路上のお土産もの売りなどが紹介される。

お土産ものは、やがて、ちょっとキッチュな美学を持った、リオの観光名所が描かれたお皿やお盆が作られるようになった。

もちろん、人形や帽子、Tシャツ、キーホルダーといったステロタイプで古典的な商品を売っている店も街にはまだある。しかしその一方で、ファッションやデザインのブランドが成長すると共に、リオのイメージの紹介の仕方、提示の仕方は大きく変化している(次ページへつづく)。

頭のてっぺんから足の先までリオ展4

(文/麻生雅人、写真/Fernando Frazão/Agência Brasil)
写真1盤上:ベト・フェリシオによる写真の展示
写真2番目:アクセサリーショップ「ソブラウ」の置物
写真3番目:インテリアショップ「ゼッペリン・アルチス」の商品