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ブラジルのインスタントラーメン事情。あの有名ブランド名は日本企業と無関係!?

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<ブラジルではラーメン=ミョージョー!?>

日清味の素アリメントス社の即席めん、袋をみると、日本でもおなじみの「Nissin」のロゴと並んで「Miojo」のロゴが。

初めてこれを見たときは、てっきりブラジルでは日清食品と、チャルメラシリーズでおなじみの明星食品とが提携しているのかと思いましたが、まてよ? 日清が組んでいるのは味の素ですよね!?。

しかも、どうやらブラジルでは、ラーメン=Miojo(ミョージョー)といってもいいくらい即席めんに対して「ミョージョー」という言葉が浸透している様子。あろうことか、ラーメン以外のめん類にまで、ミョージョーの名が使われているのです。

近年、ブラジルでは健康食として日本のイトコンニャクが人気を呼んでいます(Itokonnyaku もしくは Shiratakiと、日本語でそのまま浸透しています)。そこであるとき、この現象についてネットを調べていたら、低カロリーのダイエット食品としてイトコンニャクのことを“Miojo Milagroso (奇跡のめん)”と紹介しているページがありました。

「ブラジルではラーメン=ミョージョー、それどころか乾めんのパスタ状の食べ物はなんでもミョージョーっていうくらい、ミョージョーというブランドが浸透しているのです」とは、日清味の素アリメントス元取締役の酒井芳彦氏(ブラジル味の素元社長)。酒井さんは現在、ブラジルビジネス情報センターBRABICで顧問を務めています。

日本で世界初の即席めんを安藤百福翁が売り出したのが1958年のこと。ブラジルで初めて即席めんが売り出されたのは、その7年後である1965年だったそうです。即席めん生誕54周年だった2012年にはキャンペーンが行われ、Carla Pernambucoカルラ・ペルナンブッコ、Emmanuel Bassoleilエマヌエウ・バソレイウなど14名の有名シェフがオリジナルな“ミョージョー”のレシピを記した本“Meu Miojo – Receitas & Histórias”(私のミョージョー~レシピと歴史)が出版されました。

「ただし、このミョージョーは、日本の明星食品さんとは一切、関係ないんです」(酒井さん)

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