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ブラジルのインスタントラーメン事情。あの有名ブランド名は日本企業と無関係!?

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もちろん袋めんの方も、味は現地風。日本でおなじみの味、味噌、醤油、塩味はありません。写真はフランゴ(鶏肉)味とPicanhaピッカーニャ(牛イチボ肉)味。

ちなみにこれらはCremoso(クレモーゾ)と呼ばれる、クリーミィなスープで食べるラーメン。スープの量が少な目で済むタイプというわけです。熱いお湯のスープをすする食べ物にあまりなじみがないブラジルならではの、これも、現地化スタイルです。

ピッカーニャはシュハスコで人気の高いポピュラーな部位。ただ単にCarneカルニ(ビーフ)味もありますが、特定部位に特化した種類のあるところが、これまた、流石ブラジルです。

他にはCarne com Tomateカルニ・コン・トマチ(ビーフ&トマト)味、Baconベーコン味、Galinha Caipiraガリーニャ・カイピーリャ(地鶏)味、Camarãoカマラォン(エビ)味、Legumesレグミス(野菜)、そして、Caldo de Feijãoカウド・ヂ・フェイジョン(フェイジョン)などがあります。お土産でしたら、ブラジルの国民食フェイジョン味はいかがでしょう。

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巨大市場ですから競合他社もどんどん出てきています。ラーメンと似た体裁の即席めんスパゲッティ、なんて商品を見かけました。

作っているのは1979年からある老舗のオーガニック食材ブランド、Mãe Terra(マンイ・テーハ)。めんを鍋でゆでて、付属の粉末で味付けするスタイルはラーメンと同じですが、「めんはノンフライなのが、ラーメンと違うところ!」と袋に記されています。

ところで、日清味の素アリメントス社の即席めん、袋をみると、日本でもおなじみの「Nissin」のロゴと並んで「Miojo」のロゴが。ブラジルではインスタントラーメンは、「ミョージョー」と呼ばれています。

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著者紹介

ブラジル関連催事企画広告監修、イベントコーディネーター。ブラジル文化紹介の文筆。2001年以来、年に数回渡伯してブラジル各地の食文化、トレンド、伝統芸能などを調査。 カシャッサ・カウンシル・ジャパン主任研究員。Mega Brasil編集長。 ●イベントコーディネート「第一回カシャッサ・カクテル・グランプリ」(主催:在日ブラジル商業会議所、2017年7月)、「カシャッサの日を祝う会」(主催:カシャッサ・カウンシル・ジャパン、17年9月)、「第二回カシャッサ・カクテル・グランプリ」(主催:在日ブラジル商業会議所、18年7月)、「第三回ブラジル食品展示会」(主催:駐日ブラジル大使館、18年9月) ●講演「第一回ブラジル食品展示会」(駐日ブラジル大使館 16年2月)、「第二回ブラジル食品展示会」(駐日ブラジル大使館 16年8月)、「ブラジルはなぜカラフルなのか」(パナソニックセンター、16年8月)、「カラフルでおいしいブラジル」(LunchTripブラジル便 16年10月)、「ブラジル食品飲料市場の最前事情 国内地方産物への注目とQOL志向の高まり」(日本ブラジル中央協会 17年1月27日)、「食材の宝庫ブラジルから届いた、未知の味とスーパーフードによるメニュー提案」(第6回 喫茶・カフェショー 18年)ほか。 ●編著「A Boa Vida」(三越伊勢丹ホールディングス)、「A Boa Vida 2015」(三越伊勢丹ホールディングス、※サイトのみ)、「ブラジルカルチャー図鑑(共同編集:山本綾子)」(スペースシャワー・ブックス)、「ブラジリアン・ミュージック」「サンバ」(以上シンコー・ミュージック)。 ●執筆「るるぶ ブラジル・アルゼンチン」、「アウテルナチーヴァ」ほか。 ●出演「ボサノバ最高の詩人モラエス」(NHK-FM 13年11月)、「日曜喫茶室」(NHK-FM 14年5月)、「爆笑問題の日曜サンデー」(TBSラジオ 14年6月)、「ブラジルまるかじり紀行」(NHK-FM 14年6月)、「ブラジルまるかじり紀行2」(NHK-FM 15年6月)、「今日は1日ブラジルまるかじり三昧」(NHK-FM 16年7月)、「ノンストップ」~<そもそもシュラスコとは何?>(フジテレビ 16年8月)など。 ● 最新刊「おいしいブラジル」(スペースシャワー・ブックス、16年)