リオの幹線道路でトラックが歩道橋に激突、歩道橋の落下で車2台が下敷きに

2014年 01月 29日

リーニャアマレーラ

1月28日(火)午前9時ころ、リオデジャネイロの北部で、主要幹線道路リーニャ・アマレーラ(イエローライン)の歩道橋が崩壊して通行中のタクシーの真上に落下する事故が起きた。事故によって4人が死亡した。同日付け「G1」、「ジョルナウ・ナシオナウ」、「ヴェージャ」などが伝えている。

歩道橋は4.5メートルの高さだったが、1台のトラックが、歩道橋にぶつかり倒壊させたために事故が起きたという。「ジョルナウ・ナシオナウ」は事故当時の映像から、トラックは走行が許可されている時間外に走行しており、事故当時、荷台が立っており、運転する上での制御不能になった後に歩道橋に衝突しているように見えると伝えている。

2台の車が落下した歩道橋の下敷きとなり、押しつぶされたという。押しつぶされた車の1台はタクシーで、運転手のみが乗っていたという。もう1台はフィアット社のパリオで3名が乗っており、運転手が現場で死亡したとのこと。その他にも1台の自動車とバイクが事故に巻き込まれ、4人が死亡、5人が負傷したという。

(文/麻生雅人、写真/Tânia Rego/Agência Brasil)
1月28日(火)、歩道橋の下敷きとなったタクシー