2014年 03月 1日 00:29
ブラジル2014ワールドカップはハッカーのメインターゲットに!
ブラジルではワールドカップ時にデモが起こることが心配されているが、ブラジル国内のハッカーたちもW杯に宣戦布告した様だ。2月26日(水)付け「ロイター」(電子版)が伝えている。
コンフェデ杯の時のデモでは、ワールドカップの準備に費やされている連邦政府の資金、約330億レアルに人々は激怒、百万人以上のブラジル人は、より良い公共サービス、お金の流れの透明性、汚職の取り締まりや教育レベルを上げることを求めてきた。
国民的な戦いへの参戦を宣言したブラジルのハッカーたちは、W杯に関するウェブサイトへの攻撃をすでに企んでおり、サイバー攻撃することで、W杯イベントを破壊すると脅しているという。
当局は政府のウェブサイト、FIFA、サッカーの統治機関のモノを、オンライン犯罪、通信インフラへのサイバー攻撃などから保護する準備を急いでいるとのこと。
「我々はすでに計画を立てている」と、ハッカー疑惑のあるEduarda Dioratto エドゥアルダ・ヂオラットは語った。 「当局が我々を抑えることはできない」とも、付け加えた。
(文/加藤元庸、写真/麻生雅人)
写真は2013年、ベロオリゾンチ市内のバス停のワールドカップ広告
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