カテゴリ : 社会
2014年 06月 18日 06:47
パライバ州のモンタダス市では、ブラジル代表の試合日を“喪に服す日”に制定して、ブラジル国内で騒ぎとなっている。
実はこれ、同市の市長が、ワールドカップブラジル大会に向けての休日制定に関して、とんでもない大間違いをしてしまったことが原因だという。現地メディア(「G1」、6月16日づけ、電子版)が伝えている。
ジャイロ・エルクラーノ・ヂ・メロ市長は、モンタダス市でもブラジル代表の試合日を休日にするため臨時的な法律を発表しようとしたところ、書類に間違った記載がされたまま公表されてしまったのだ。
市長は、書類を作成する際に、町の偉人が亡くなった時に発行する、喪に伏すための書類を元にしたという。コンピュータの画面上で 「luto oficial」(喪中休日)の部分を消さずに、「ponto facultativo」(任意の休日)となっていると思い込み、そのまま官報に発表してしまった。秘書も過ちに気がつかなかったという。
ブラジル代表の試合の日を“喪に服す日”に制定、という縁起の悪い発表に、市民はもとより官報を目にしたブラジル人は皆、目を疑ったことだろう。一番驚いたのは当のジャイロ市長かもしれない。
(文/加藤元庸)
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