9月15日(祝)、サンシャインシティ「フェスタ・ド・ブラジル」でカポエィラの公開昇段式を開催

2014年 09月 14日

カポエィラテンポ

9月12日(金)からサンシャインシティで始まった「Festa do Brasil 2014」では、連日さまざまなショウやイベントが開催されている。

9月15日(祝)には、カポエィラ・テンポによる公開カポエィラ昇段式が開催される。

ブラジルが生んだ、ダンス、格闘技、音楽が融合した文化カポエィラ。近年は、映画やTVCMなどで取り上げられたり、エクササイズに取り入れられるなど、至る所でカポエィラの一面に触れる機会が増えている。しかし、その一方で、カポエィラを、その背景にある歴史や文化もひっくるめて紹介される場というのは非常に限られている。

カポエィラ・テンポによると、カポエィラとは「ダンスのもつ優雅さ、エクササイズとしても使えるほどの体幹を重要視する全身運動、格闘技として使える激しい蹴りや倒し技、さながら会話をしているかの様な全身を使ったコミュニケーション、陽気なブラジルを思い起こす生演奏、そして武道としての精神性、全てを1つに凝縮したカルチャー(文化)」とのこと。

武道でもあるカポエィラには昇段式があり、昇段式は、そんなカポエィラのあらゆる側面を見ることができるという。

この日の昇段式には、カポエィラの本場バイーア州サルヴァドールから4名の師範が来日して参加。

日本で活動している他のカポエィラ団体も参加しての組手や、ブラジリアンダンスショー、サンバ、楽器の演奏や解説なども行われ、総合的にカポエィラについて知ることができる。

また、司会を務めるタレントのアマンダも、カポエィラ・テンポのメンバー。カポエィラやサンバにも参加する予定。

「カポエィラ・テンポ」
第12回バチザード&トロッカ・ジ・コルダス(カポエィラ昇段式)

日時 2014年9月15日(月・祝) 13:00-17:30(12:30開場)
会場 池袋サンシャインシティー 文化会館 展示ホールC
料金 無料(入室、退室時間は自由)

(文/麻生雅人、写真提供/カポエィラ・テンポ)