サンシャインシティ「フェスタ・ド・ブラジル」オープニングセレモニー
2014年 09月 15日9月12日(金)から始まり、連休もあって賑わいを見せているサンシャインシティ「フェスタ・ド・ブラジル」。
初日の前夜、11日(木)にブラジルマーケット会場にて前夜祭とオープニングセレモニーが執り行われた。
セレモニーの幕開けを彩った工藤めぐみさんとショウ・ヂ・ボーラによるサンバ演奏とダンスに続いて、サンシャシンシティの鈴木誠一郎代表取締役社長が開会の辞を述べた。
「強烈なリズムのサンバを聞いているとそれだけでブラジルへ行ってみたいという気分になりますが、明日から11日間、これでもかというほどブラジルを、お届けします」(サンシャシンシティ・鈴木誠一郎代表取締役社長)
アンドレ・コヘーア・ド・ラーゴ駐日ブラジル大使は「このフェスタは、美味しそうな料理、ダンス、音楽、自然など、さまざまなブラジルの文化を紹介しています。イベントを通じて日本のみなさんにブラジルのライフスタイルを知っていただけたら嬉しく思います」とコメント。
会場ではブラジルマーケットの出店店舗が一足さきに営業をスタートしており、ブラジル料理やブラジル産のビールやカシャッサで盛り上がる中でセレモニーが行われていた。
アンドレ・コヘーア・ド・ラーゴ駐日ブラジル大使は「しかし、ブラジルの習慣は、既にずいぶん日本に浸透しているようです。人が話しているときに耳を貸さないというのはブラジルの伝統的な習慣です(笑)」とジョークで挨拶を締め、会場を笑わせた。
豊島区の水島正彦副区長は「ブラジルでは多くの日系ブラジル人が政治や産業のあらゆる場面で活躍しています。日本にも多くの日系ブラジル人の方々が暮らしていますし、この豊島区にも暮らしています。両国には深いきずながあります。現在建設中で来年に完成が予定されている豊島区新庁舎では、1階に多目的スペースを設置します。こちらでもぜひ、ブラジルと豊島区民との交流を図るイベントが開催できたら、と考えています」と語った。
「フェスタ・ド・ブラジル」は9月23日(祝)まで、サンシャインシティ全館で開催中。
アルパB1噴水広場「ブラジルスクエア」ではライブやパフォーマンス、サッカー報道写真展を開催。
「サンシャイン水族館」では、アマゾン地域に生息する生き物たちにスポットを当てて紹介。水族館内のカナロアカフェでは、ピラニア料理を限定販売する。
「ブラジルマーケット」は15(祝)まで。
(写真・文/麻生雅人)