2014年 10月 8日 23:35
11月にオープンを控えるパルメイラスの新築スタジアム、アリアンス・パルキが6日夜、照明のテストを行ったと7日付伯字各紙が報じた。
(10月)6日夜6時半頃、フィールドを均一に照らすべく、照明の調整のために274の投光機が点灯された。
スタジアムには、全ての照明システムと共に、停電時に電力を供給できるよう、発電機も設置されている。光の強度が最高になるためには15分を要した。翌週もテストは行われる。
フィールドは77カ所に区切られ、それぞれに番号が振られた。その目的はスポットライトを指し示すための指標として区画を利用することと、フィールドにできる影を最少にすることだった。
「全ての照明は2千ワットで、スタジアムはFIFA規格をクリアしているし、高画質テレビ中継にも対応できる」と、スタジアム照明の担当会社オスラム社の建築家ラファエル・サンチェスは説明した。
アリアンス・パルキの照明は、ミュンヘンのアリアンツ・アレナやミラノのサン・シーロと同じモデルで、「アリアンス・パルキの照明はもっと新しいモデルで、照明もさらに強力だよ」とオスラム社のプロジェクト責任者ラファエル・ビアジオーニ氏は語った。
パルメイラスは同競技場での最初の試合を、10月9日のアトレチコ・ミネイロ戦と予定している。
(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Thiago Fatichi/Allianz Parque)
写真は2014年8月25日、建設中のアリアンス・パルキ
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