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カトリック最大の行列祭のひとつ「シリオ・ヂ・ナザレー」、ユネスコ無形文化遺産の証書を授与される

シリオ・ヂ・ナザレー2014

政府の宮殿に送られるまで、像は持ち帰っては元の場所に戻る不思議な現象を何度も繰り返したという。プラシドは、像を見つけた場所に小さな礼拝堂を建て、その場所が現在のナザレー大聖堂がある場所だといわれている。

1792年、ヴァチカンはパラー州ベレンのナザレーの聖母に敬意を表して、信仰行列の開催を許可した。最初のシリオの行列が行われたのは1793年9月8日の午後で、指揮したのは当時のパラー州司令官フランシスコ・ヂ・ソウザ・コウチーニョ。

また、祭りが始まったころは午後に開催されていたが、豪雨に見舞われたことから、1854年からは行列は午前中に行われるようになったという。

1882年から、マルセロ・コスタ司祭、当時の州知事ジュスチーノ・フェヘイラ氏らによって行列の出発地点はセー教会と定められた。

当初は決まった日時は定められておらず、9月~11月の頃に開催されていたという。行列が10月の第二日曜と定められたのは1901年からで、フランシスコ・ド・ヘーゴ・マイア司祭によって定められた(次ページへつづく)。

(文/麻生雅人、写真/Marcello Casal Jr./Agência Brasil)
10月10日、パラー州ベレン。祭りの期間、街では聖母ナザレーの信仰のフィッタ(リボン)や聖像、ペンダント、民芸品など記念品が売り出される

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