カトリック最大の行列祭のひとつ「シリオ・ヂ・ナザレー」、ユネスコ無形文化遺産の証書を授与される

2014年 10月 13日

シリオ・ヂ・ナザレー

祭りの最大の盛り上がりは、その、毎年10月の第2日曜に行われる大行列。2014年で222回目を数える行列は10月12日(日)、同市で開催された。現地メディア(「G1」10月12日づけ)が伝えている。

この日、祭りは朝6時20分ごろ、セー教会でアウヴェルト・タヴェイラ大司教によるミサと共に始まった。聖母ナザレーの像を乗せた神輿はセー教会(カテドラウ・メトロポリターナ・ヂ・ベレン、カテドラウ・ダ・セー)を出発、ベレンの街は巡礼の人々で埋め尽くされた。

行列は約3.6kmの距離を進み、11時45分ごろ、終点となるサントゥアリオ広場に到着した。

(文/麻生雅人、写真/Eliseu Dias/Ag. Pará)
10月12日、パラー州ベレン。約200万人が巡礼の行列に集まった